ホーム > まちづくり・地域の活動 > 清田区オリジナルビール > 今年のビールは「ストロベリー・エールズ・フォーエバー」
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きよたマルシェ&きよフェスに向けた清田区有明産のイチゴを用いたビール醸造のため、7月24日に、イチゴの収穫とビールの仕込みが行われました。
清田区有明で、自家製イチゴを用いたパフェを提供している自然満喫倶楽部。そのイチゴが栽培されているハウスに、ビールを醸造する森谷さんと、きよフェスに出演する清田区出身アーティストの笹木勇一郎さんが訪れ、区職員とともにイチゴの収穫を行いました。
6月の天候不順の影響があり収穫時期が遅れたものの、順調に育ったイチゴ。この日は、11.5kgを収穫しました。直営パフェに使うには最適なものの、日持ちをしない特性を持っており、その日の午後から、月と太陽BREWINGの醸造設備で、イチゴビールの仕込み作業を開始しました。
イチゴは、ヘタを取り除き、火にかけて煮詰めた上で、固形物とジュースに取り分けます。この作業と並行して、ビール醸造に必要な水を65度まで温め、ここに麦芽40kgを投入し、糖化作業を行います。
1時間ほどの糖化作業を経て、十分に麦芽の糖分を搾り出した麦汁を煮沸釜に移します。煮沸釜で沸騰させながら、上富良野産のカスケード種のホップを数回に分けて投入。これにより、ホップの苦みと香りを麦汁に移します。
最後に、発酵タンクへと移した上で、熱を冷ましつつ、イチゴと酵母を投入して、密閉します。あとは、麦汁・イチゴの糖分と酵母による発酵作用で、美味しいビールができあがるのを待つばかり。
また、この作業の合間を縫って、森谷さんと笹木さんがビールの名称について打ち合わせを行いました。今回、森谷さんが醸造するビールは、ベルセゾンという酵母を用いたエールビールです。これを聞いた笹木さんが、「イチゴを使ったビールという話を聞いたときに、ビートルズが故郷を思って歌ったStrawberry Fields Foreverが浮かんでいた。FieldsをAlesに置き換えたら音も良い。清田区産のイチゴ、札幌産のエールビールが永遠に栄えますように、という意味合いで、ストロベリー・エールズ・フォーエバーでどうだろうか」と提案。森谷さんも同意して、名称が決まりました。
9月8日、きよたマルシェでのストロベリー・エールズ・フォーエバーのお披露目、楽しみにお待ちください!
※9月8日開催「きよたマルシェ&きよフェス」の公式HP(http://www.city.sapporo.jp/kiyota/chiiki-shinko/marufes/index.html)
※ストロベリー・エールズ・フォーエバーは瓶ビールの予定はありません。また、きよたマルシェ終了後に、月と太陽BREWINGにて数量限定で提供される予定です。
※この企画に関する両店舗へのお問い合わせは、ご遠慮いただいております。
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イチゴを収穫する森谷さん |
イチゴを収穫する笹木さん |
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収穫されたイチゴ |
イチゴ収穫のメンバー |
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月と太陽BREWINGの醸造設備 |
煮詰めたイチゴ |
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40kgの麦芽を投入 |
ていねいに撹拌作業 |
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ビールの名称を打ち合わせる森谷さんと笹木さん |
上富良野産ホップ(カスケード種) |
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発酵タンクにイチゴを投入 |
発酵タンクに酵母を投入 |
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