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クラフトビールは、醸造スタイルや使用するホップ、麦芽、副原料によって、いくらでも新しい味わいを作り出せるため、さまざまな機会で、そのイメージにあったビールを仕掛けることが可能です。今回は、きよたマルシェのオリジナルビールでお世話になっている月と太陽BREWINGの森谷氏が関わっている、現在進行形の2つのオリジナルビールの取り組みをご紹介します。
1つめの取り組みは、ポートランド市と札幌市の姉妹都市提携60周年を記念して、札幌・ポートランド姉妹都市提携60周年記念ビール委員会(代表:大阪匡史氏)が企画・運営している「60人ビールプロジェクト」になります。
このプロジェクトは、60人から1人75,000円の出資を募集(公募したところ、たった3日間で全額が集まったそうです)。出資者同士の話し合いでビアスタイルを決定します。そして、月と太陽BREWINGの森谷氏と、特定の醸造設備を持たないブルワーとして札幌市を拠点に活動しているHOBO BREWINGの川村洋平氏をポートランドに派遣し、決定されたスタイルに基づいたビールをポートランドで醸造。そのビールを輸入し、札幌市内の酒販店やビアバーで販売しよう、そんな取り組みです。
札幌と姉妹都市であるポートランドは、市民が主体となった活動で一躍、環境先進都市へと生まれ変わったことで有名ですが、この60人ビールの取り組みも、札幌市民が主体となった取り組みです。札幌市民による札幌市民のための特別なビール。どんなビールを飲むことができるのか、今から、楽しみですね。
そして2つめの取り組みは、北海道胆振東部地震からの復興支援としての取り組みであるハスカップクラフトビールプロジェクトになります。
森谷氏は、2月16日から18日に札幌三越で開催されるクラフトビールのイベント「北海道ビアトピア」の実行委員長を務めています。震災で大きな被害を受けた北海道におけるビールイベントの実行委員長として、ビールを活用して震災からの復興支援ができないかと考えたときに思いついたのが、最大震度7を記録した厚真町特産のハスカップを用いたクラフトビールの醸造だったそうです。
自分だからこそできるハスカップビールの醸造。これをきっかけに「被災地のことを想ってほしい。厚真町のハスカップを知ってほしい。北海道を元気にしたい。」、そんな想いでプロジェクトを立ち上げたとのことです。
プロジェクトの詳細は、1月26日午前0時まで行われているクラウドファンディングのページ(https://actnow.jp/project/beartopia/detail)に記されています。
今回は、『北海道をクラフトビール王国へ!』を掲げている森谷氏ならではの2つのオリジナルビールの取り組みを紹介しました。森谷氏とは、引き続き、きよたマルシェに向けたオリジナルビールの取り組みも検討中ですので、こちらもご期待ください。
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