ホーム > 東区の出来事(地区ニュース) > 地区ニュース9月18日4年ぶりに舞の奉納~札幌市無形文化財丘珠獅子舞
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丘珠獅子舞の様子
9月18日、丘珠神社(丘珠町183-4)秋季例大祭で、丘珠獅子舞が札幌市無形文化財丘珠獅子舞保存会(会長 佐々木 幸順(ささき・こうじゅん))により奉納されました。新型コロナウイルス感染症の影響により4年ぶりに舞の奉納が行われるということで、伝統芸能を一目見ようと多くの観客が訪れました。
舞は、獅子頭振り1人と胴幕の中7人で操る全長8メートルの「獅子(しし)」と、獅子を退治する役目の「獅子取り」、縦笛、横笛、太鼓の「囃子(はやし)」など総勢約20人で構成され、獅子取りが持つ道具別の舞が次々と披露されました。
獅子を相手に獅子取り役の子どもたちが剣や扇、鎌、棒、唐傘などの道具を使って華麗な舞を披露すると、大きな歓声と拍手が送られました。
恒例の厄払いでは、ガチンガチンと歯を鳴らし威嚇する獅子を目の前にすると泣きだす子どもたちが多く、その姿に家族や周囲の観客は笑顔を見せていました。
丘珠獅子舞は、明治25(1892)年に富山県からの移住者が、故郷の獅子舞の道具を丘珠に持ち込み、丘珠神社において五穀豊穣・無病息災・家内安全を祈願して始まったもので、その後、戦争、戦後の担い手不足などの困難を乗り越えながら受け継がれ、昭和49(1974)年には札幌市無形文化財に指定されています。
丘珠獅子舞の様子
丘珠獅子舞の様子
厄払いの様子
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