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「第16回健康づくりフェスティバル」が開催されました
平成31年2月21日木曜日、東区民センターを会場に「第16回東区健康づくりフェスティバル」が開催され、223人の方の参加がありました。
このイベントは、東区健康づくり連絡協議会、天使大学、札幌大谷大学、北海道スポーツ専門学校、札幌保健医療大学、札幌市医師会、東保健センターが主催しました。
健康づくりフェスティバルは、学生さんによるステージ発表を中心にした参加者体験型のイベントです。今年は、区民センター1階で開催中の地域密着型自殺対策事業「心の健康づくりパネル展」と連動しました。
「元気をつくる」を全体テーマに、地域連携協定教育機関による様々なプログラムが展開されました。
・札幌大谷大学~音楽療法「懐メロで寒さに負けない心と身体づくり」
・札幌保健医療大学~健康講話「元気をつくる~脳への刺激&美味しい食~」
・北海道スポーツ専門学校~ストレッチ・筋トレ「転倒予防エクササイズ」
・天使大学~健康講話「元気に暮らすコツ」
歌ったり、クイズに答えたり、体を動かしたり、と、バラエティに富むプログラムで、「いろいろ体験できて楽しい」と大変好評でした。
札幌市医師会健康講話のテーマは、「食事がもたらす元気な生活~総合診療医からみた認知症予防・生活習慣病予防との関係」です。医療法人社団豊生会東苗穂病院副院長の吉田祐一医師により、「健康寿命を目指す~高齢者の栄養」と題して講演が行われました。
古来から、健康で長生きするには、食べること・歩くことが大切であるとされています。特に食べる事は、あごを動かし、五感を刺激する行為で、認知症予防にもつながるとされています。しかし、高齢になると食が細くなりがちで、診療にきた患者さんの元気が出ない原因を探ると、栄養不足に由来している場合があるそうです。健康に楽しく過ごすには、美味しく、バランス良く食べることが大切であるとのお話を、元気の出る食事のレシピが掲載された配布資料を用いて、ユーモアを交えながら分かりやすく講演していただきました。
また、東区食生活改善推進員協議会によるスープの試食では、今流行のサバ水煮缶を使った「“さっぽろ食スタイル”サバ缶で健康いきいきスープ」が提供されました。トマト缶や玉ねぎなど、保存性の高い食材を用いたレシピで、「酸味がちょうどよく食べやすい」と評判でした。
会場には、「こころの健康づくりパネル展」をPRする展示、地域の健康づくり活動を紹介するパネル、健康づくり資料の配架もありました。それぞれの関係者が、プログラムの合間に内容を紹介し、休憩中に展示物を眺める参加者もいました。
「東区の出来事(地区ニュース)2月21日」もご覧ください。
▲札幌市医師会健康講話「健康寿命を目指す~高齢者の栄養」
▲東区食生活改善推進員協議会「“さっぽろ食スタイル”サバ缶で健康いきいきスープ」提供の様子
▲「心の健康づくりパネル展」は1階ロビーで開催
▲第16回健康づくりフェスティバルの様子。壁側で展示を行いました
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