ここから本文です。

更新日:2017年3月9日

円山動物園へのアジアゾウの導入について

調印式の模様

調印式の模様

 円山動物園では、あらたなアジアゾウの導入を目指すこととして、新たな個体の導入についてミャンマー連邦共和国政府及び関係機関との協議を行い、ミャンマー政府と本市の間で、平成26年12月26日に動物交換によるゾウの導入についての基本合意を得ていたところです。

 その後、具体的な交換動物種などについて調整が整い、このたび次のとおり合意を取り交わすことができました。

 なお、円山動物園へのゾウの導入は平成30年(2018年)の予定です。 

 

【動物交換に係る覚書の調印式】

 日 時:2015年(平成27年)7月22日(水曜日)10:30(現地時間)

 場 所:ミャンマー連邦共和国(ネピドー)

 調印者:ミャンマー政府 環境保全林業省 森林局長 ニ・ニ・カウ氏

      札幌市 副市長 吉岡 亨

 

【覚書内容】

  1.  ミャンマーの動物園と札幌市円山動物園は、動物の展示、教育及び継続的な種の保存を目的として、動物交換プログラムを実施する。
  2.  ヤンゴン動物園は、札幌市円山動物園から次の動物の寄贈を受ける。
      オットセイ:4頭
      シマウマ:3頭
      キリン:2頭
      ジャガー:1頭
      フラミンゴ:20羽
  3. 札幌市円山動物園は、ヤンゴン動物園から次の動物の寄贈を受ける。
     4頭(雄1・雌3)のアジアゾウ
     ・雄:繁殖経験のある雄(12~20歳程度)
     ・雌:親子(親が15~25歳程度)と若い雌(10~15歳程度)

【覚書に至る経緯】

 平成25年1月:ミャンマー、ヤンゴン動物園への調査視察

 平成25年11月:ミャンマー政府、環境保全林業省への交渉開始

 平成26年12月:動物交換によるゾウ導入に係る基本合意

【今後の予定】

 平成27年後半:ゾウの選定後、ヤンゴン動物園での飼育預託を開始

 平成27年後半~28年:ゾウ舎の基本・実施設計

 平成28~30年夏頃:ゾウ舎の建築工事

 平成30年秋頃:ゾウの導入

このページについてのお問い合わせ

札幌市円山動物園

〒064-0959 札幌市中央区宮ケ丘3番地1

電話番号:011-621-1426

ファクス番号:011-621-1428