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更新日:2024年2月5日

ホッキョクグマの「ホクト」が転出します

ホクト

ホッキョクグマ館(旧世界のクマ館)にて飼育中のホッキョクグマの「ホクト」(オス23歳)が、令和6年2月14日(水曜日)に、旭山動物園に転出することになりましたのでお知らせいたします。

 ホクトは、当園で飼育中の「リラ」(メス9歳)との繁殖を目的に、令和4年11月に来園しました。令和5年2月には交尾も確認され、リラの妊娠の可能性も考えられましたが、残念ながら出産には至りませんでした。

 ホッキョクグマの繁殖は、全国の動物園水族館と協力して行っており、転出先の旭山動物園では、現在飼育中の「ピリカ」(メス18歳、円山動物園生まれ)との繁殖を目指すことになります。


【個体の情報】

ホッキョクグマ「ホクト」

・生年月日:平成12年(2000年)12月8日、ロシアPERM ZOO生まれ、23歳

・来園年月日:令和4年(2022年)11月7日

・転出予定年月日:令和6年(2024年)2月14日

 ※2月14日は休園日のため、当園でホクトがご覧いただけるのは2月13日(火曜日)までとなります。


【ホッキョクグマ 豆知識】

分類:食肉目クマ科

レッドリストVU(絶滅危惧2類…絶滅の危険が増大している種)

北極圏に生息し、海氷を移動、繁殖、採食を行う生活の基盤として活用している。クマ科最大の種で成熟したオスで体重約800kg、体長約2.5mに達することもある。主食はアザラシで海氷の張っていない夏の期間はほとんど絶食状態となる。近年では地球温暖化の影響で海氷の張る期間が短くなることで絶食期間が延びており、絶滅が危惧されている。

このページについてのお問い合わせ

札幌市円山動物園

〒064-0959 札幌市中央区宮ケ丘3番地1

電話番号:011-621-1426

ファクス番号:011-621-1428