シシオザル「リーフ」の麻酔下検査について

【2023年11月25日(土曜日)掲載】

11月24日にシシオザル「リーフ」に一分間ほどの痙攣発作が認められたため、同日中に緊急の麻酔下検査を実施しました。その結果についてお知らせします。

痙攣発作を起こす原因には、中毒や肝機能不全などの代謝性疾患、心臓疾患、脳などの神経の疾患等、様々な可能性が考えられます。本日、園内動物病院で行った血液検査、レントゲン検査、超音波検査では明らかな異常は認められなかったため、中毒や代謝性疾患、心臓疾患等の可能性はないと考えられます。当園の設備では検査が実施できず、脳などの神経の疾患の可能性は否定しきれないため、まずはてんかんを疑った治療を進め、経過を見ていくことといたします。

痙攣発作の頻度や強さの経過を見ていく必要があるため、「リーフ」については、しばらくバックヤードで過ごすことになります。そのため、しばらく展示に出ることができなくなりますが、ご理解とご協力をお願いいたします。