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更新日:2023年12月23日

ニホンザル「ゆ絵次」の治療について

ニホンザル「ゆ絵次」

ニホンザルの「ゆ絵次」

【令和5年(2023年)12月23日掲載】

ニホンザル「ゆ絵次」(20歳、オス)の体調不良と治療の状況についてお知らせします。

2023年12月18日、「ゆ絵次」に食欲不振があったため、血液検査を行ったところ、急性腎不全(急に腎臓の働きが弱まり、体内の有害な物質や余分な水分を取り除けなくなる状態)が疑われるほどの腎機能の低下が見られました。

12月19日には、園内動物病院にて実施した麻酔下での検査で重度の尿路感染症と尿道閉塞による排尿障害が急性腎不全の原因であることが分かり、点滴と導尿(チューブを用いて膀胱内の尿を抜く処置)を行い、園内動物病院に入院し治療を継続することといたしました。

その後、12月20日には食欲が戻り、元気も回復しましたが、12月22日に再び排尿障害が見られたため、麻酔下で同様の処置を行いました。

著しい腎機能の低下に加え、今後も排尿が困難な状態となることも想定され、複数回の麻酔下処置が必要になるため、しばらくは「ゆ絵次」にとって厳しい状況が続くものと考えております。「ゆ絵次」の回復を願いつつ、状況の変化に合わせ迅速に対応してまいります。

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