札幌市の図書館 > 札幌市の図書館が Library of the Year 2019 「大賞」及び「オーディエンス賞」をダブル受賞しました
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令和元年11月13日(水曜日)、「第21回図書館総合展」(会場:パシフィコ横浜(横浜市))において、優秀賞受賞の4団体によるプレゼンテーションが行われ、図書館に造詣の深い複数の審査員による投票で道内初となる「大賞」が、また、会場参加者による投票で「オーディエンス賞」がそれぞれ選ばれ、いずれも札幌市が受賞いたしました。
【優秀賞受賞理由】(令和元年10月2日主催者発表全文) 札幌市では近年、電子図書館、大通カウンターでの図書の貸出・返却、えほん図書館の開設と政令指定都市の中でもトップクラスの図書館サービスを提供している。 中でも、昨年開館した札幌市図書・情報館は、わずか1500平方メートルという面積に新たな利用者層も取り込み、開館1年足らずで100万人の来館者を獲得した。「はたらくをらくにする」という明確なコンセプトを生かすため、本の貸出を行わず、レファレンス・サービスを重点的に行い、 日本十進分類法を配架に使わないなど、すべてが職員の工夫によって行われている。このことは計画的に職員を育成したことによって成り立ったと思われる。 本来の図書館ネットワークが完成しているまちにおいて、何らかの図書館機能を特化させるというサービスの進化形を具現化したものであり、札幌市の優れた図書館構想が、この図書・情報館や市民への図書館サービスを誕生させたことを評価した。 |
「Library of the Year」は、これからの図書館のあり方を示唆するような先進的な活動を行っている機関に対して、NPO法人 知的資源イニシアティブ(IRI)が授与している賞であり、2006年以降、毎年審査・表彰が行われています。