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皆様からご応募いただきました199作品について各審査員が審査を実施し、グランプリ1作品、特別賞3作品、入選6作品、ていぬ賞13作品を選定いたしました。
受賞された方には、3月中に副賞を発送いたします。
渡邉 真弓 審査員から |
手稲区の魅力を発信する「ていねくフォトコンテスト」。 今年は前回以上にたくさんの応募を頂きました。 審査をしながら楽しませていただきました。 タイトルやコメントで撮影者がどんなふうに手稲区の魅力を感じているのか、 背景や想いを含めて、知ることができました。 手稲区ならではの有名景勝地は定番の構図ではなく、 自分なりの視点を見つけることが入選・上位入賞のヒントになるでしょう。 これからもぜひお手持ちのカメラやスマートフォンで、手稲区の魅力を撮影していってください。 期待しています。 |
池原 優輔 審査員から |
第2回になり、第1回目よりも多数の応募がありとても嬉しく思います。 考えや思いをめぐらせていて、全体のレベルが高くなっていると感じました。 このコンテストの審査ができることが嬉しく、そして、誇らしく感じています。 |
(撮影地:明日風公園)
子育ては大変でしたが、今振り返ってみると、あっという間に過ぎてしまう二度と戻れない大切な時間だったと思います。
1日にわずかしかないマジックアワーと同じだと思いました。
渡邉 真弓 審査員から
グランプリおめでとうございます。
タイトルのとおり日没後の短く美しい時間帯をドラマチックに捉えています。
明日風公園の遊具の下を駆け抜けていく女の子のシルエットが印象的です。
残光と被写体の位置関係も良く、まるでおとぎ話のワンシーンのようです。
子育てをマジックアワーに例えられ、その時間の大切さに想いを馳せていらっしゃいます。
人の時は過ぎていきますが、それでも自然豊かな手稲区でお子さんがのびのびと過ごす風景は変わらないでいてほしいと願わずにはいられません。
今後もぜひ写真で手稲区の魅力を発信していってくださいね。おめでとうございます。
池原 優輔 審査員から
グランプリに選出されたこちらの作品は、まず第一に、一目見るだけで記憶に強く残る作品であることがとても大きいです。
シンプルで引き算された背景構図の中に、絶妙な露出でダイナミックに写し出されるシルエットの少女の躍動感があり、昼と夜との間のちょうど良い空の色が、大胆すぎず控えめすぎずの絶妙に良いマジックアワーの色味として広がっていること。
背景には構造物や草木が取り入れられてシンプルになりすぎず、秀逸なバランスで作られていて、一つ飛び抜けている作品でした。
また、作者のコメントがしっかりと表現に落とし込まれていることに感心しました。
子育てをすることは人生のイベントとしては長く、大変なことも多いと思いますが、手稲での子育ては地域の環境整備や人々の支えがあって安心しながら楽しい時として親の記憶にも素敵に残る、そんな土地柄だと言うことを感じさせてくれるような作品です。
(撮影地:星観緑地)
とてもよく晴れた、でも冬の気配を感じた秋の日。
寒さを感じさせない青空と秋の終わりかけを感じる景色が対照的で、1枚に納めました。
渡邉 真弓 審査員から
「青空と秋景色」は特別賞を受賞した作品です。
秋晴れのなか、親子が星観緑地の木の下でゆっくりと時間を過ごす。なんでもない一日の豊かな時間が捉えられています。
縦構図は高さや迫力の表現に適しています。親子を小さく入れ、空まで広く入れたことで、公園の木々の高さがしっかり伝わります。紅葉と空のコントラストも優しい雰囲気に仕上げています。
手稲区で暮らす日々が垣間見れる作品です。おめでとうございます。
池原 優輔 審査員から
晩秋の少し寂しく感じる公園の一角ですが、親子のほっこりとした空間が可愛らしく表現されていますね。
軟調な露出表現も雰囲気にマッチしていて、とても良いです。
(撮影地:軽川緑地)
残雪の手稲山や新緑の街並みを背景に、軽川緑地には訪れた私たちを笑顔にしてくれて心癒される桜並木の風景があります。
渡邉 真弓 審査員から
「陽春」は特別賞を受賞した作品です。おめでとうございます。
軽川緑地の満開の桜と残雪残る手稲山のコントラストが美しいですね。
思い思いに春を楽しむ人々、鯉のぼりも一休みでしょうか。心癒されるひとときを捉えています。
手稲山、桜並木、遊歩道、鯉のぼり…すべての要素の配置に細やかに注意を払い、しっかりとした構図で撮影されています。完成度の高い作品です。
手稲区ならではの季節、風景をこれからも大切に撮り続けてくださいね。
池原 優輔 審査員から
春のうららかな雰囲気の軽川と残雪の残る手稲山が圧縮効果で眼前に迫るように表現されていて、温かくも力強く感じる作品になっていますね。
少し彩度が高めですが明るい雰囲気があって良いと思います。
(撮影地:手稲区前田)
雄大な手稲山をバックに牧草ロールが点在し、夏空に映えていました。
住宅地の中での、この長閑な風景をいつまでも残してもらいたい。
渡邉 真弓 審査員から
「牧草ロール」は特別賞を受賞した作品です。おめでとうございます。
夏空の下に点在する牧草ロールは「THE北海道」なシーン。そのシーンを手稲区で見ることができるとは!と、とても驚きました。
コメントによると住宅地の中にあるとか。地元の人にとっては見慣れた風景も、こうして写真にして多くの人の目に触れることで、新たな発見となります。
ぜひこれからも写真で手稲区の新しい視点を発信してくださいね。期待しています。
池原 優輔 審査員から
手稲山をバックにした牧草ロールが北海道の原風景を感じさせますね。
牧草ロールの配置に細かく気遣った構図取りが秀逸です。
(撮影地:前田森林公園)
前田森林公園にて撮影しました。
フジの花と青い空がとても綺麗でした。
渡邉 真弓 審査員から
前田森林公園の藤の花と青い空が印象的な作品です。
広角で思い切って藤の花を全体に入れ、その間から奥の藤棚を見せることで空間的な広がりが表現できています。
左の藤にぐっと寄って、右側の柱が入らない角度にするとさらに迫力が増すでしょう。
入選おめでとうございます。
池原 優輔 審査員から
藤の綺麗な紫がトンネル構図になっていながら、逆光でも全体が暗くならずに全体の露出がはっきりしていて、とても綺麗な作品になっていますね。
(撮影地:曙通の曙跨線橋の歩道)
手稲区には、大規模な電車の車庫がある札幌運転所があります。
跨線橋から昼夜問わず電車の出入りを見ることができます。
夜になると、高い鉄塔から明かりが灯り、気に入ってます。
渡邉 真弓 審査員から
夜の札幌運転所を情感たっぷりに撮影されています。
列車のヘッドライトが照らす先には雪が舞っています。
奥行き感を線路で表現し、望遠レンズの圧縮感で迫力をプラス。画面構成力が高く、日頃から丁寧に撮影されていることが拝察されます。
入選おめでとうございます。
池原 優輔 審査員から
電車、雪、夜に映えるライト。かっこいい鉄道写真の雰囲気をふんだんに含んだ1枚になっていて素敵です。
(撮影地:前田森林公園)
木の実がたくさん落ちていて食べ放題!
ふっくらエゾリスがかわいいです。
渡邉 真弓 審査員から
エゾリスが秋の味覚を堪能する瞬間を捉えた作品です。
ふかふかの落ち葉の中にいるエゾリスにしっかりピントをあわせ、かつ画面の中央に配置するなど構成力も高いです。可愛らしさが伝わります。
入選おめでとうございます。
池原 優輔 審査員から
観ていても撮影していても可愛いエゾリスさん。
身近な公園で散歩していてこんな風景に出会える手稲はとっても素敵ですね。
(撮影地:前田森林公園)
カメラを上下に揺らして、葉の落ちたシラカバを撮りました。
前田森林公園と言えばカナールとポプラ並木が有名ですが、シラカバも魅力的です。
渡邉 真弓 審査員から
ユニークな撮影技法を用い、印象的な写真に仕上げています。
夕方の光でしょうか。木々の隙間から覗く色合いがアクセントになっています。
前田森林公園はカナールとポプラだけではなく白樺も魅力的とのこと。
ぜひ今後も様々な技法でその魅力を追究していってください。入選おめでとうございます。
池原 優輔 審査員から
アブストラクトに表現された1枚で選考した中でも記憶に残る1枚でした。
定番の撮影地でありながら技術的な表現手法を取り入れて、他と類似しない作品になっていると思います。
(撮影地:星置の滝)
早朝の星置の滝にて撮影。
夏場は水量が少ないですが、ローアングルで構図を決め、ワイドで不足分を補うようにしました。
地元(手稲)に居た頃は夏場の避暑地としてよく足を運びました。
渡邉 真弓 審査員から
アングルを工夫され星置の滝をダイナミックに表現された作品です。
シャッタースピードを遅くしたことで、水の流れるさまを表現されています。
また、流れゆく水を画面下中央に配置することで空間の広がりも感じられます。
入選おめでとうございます。
池原 優輔 審査員から
水場で水面ギリギリに撮影するのはとてもスリリングですが、良い絵作りのために果敢に挑戦しているのが写真を通して感じられます。
水の流れの激しさと滝の滑らかさを表現するのにちょうど良いシャッタースピードになっていて良い作品になっていますね。
(撮影地:手稲プール)
久々の手稲プールが楽しかったようで、水の上で気持ちよさそうに漂っているところを撮影しました。
渡邉 真弓 審査員から
夏らしく日焼けしたお子さんがのびのびと気持ちよさそうな瞬間を撮影された作品です。
タイトルセンスが秀逸!手稲プールがまさにリゾートに見えてきます。
タイトルは写真の方向性を指し示す重要な要素です。ウイットに富んだタイトルが、この写真の魅力を膨らませています。
入選おめでとうございます。
池原 優輔 審査員から
深みのある水の色と浮き輪に浮く少女がノスタルジックで昔のフィルムで撮った写真を感じさせますね。
ひと目見た時に写真家の梅かよさんの作品を思い出しました。
タイトルと作品に深みがあってじわじわと良さが伝わってきます。
グランプリ、特別賞、入選の各受賞作品以外にも素敵な作品が数多くあり、その中でも特に目に留まった13作品を「ていぬ賞」とさせていただきました。
(撮影地:星観緑地)
昨年行ったのですが散ってしまっていたので今年はリベンジ!と思い、行ってみたら素敵なイチョウ並木が続いていました。
駅から近く、ここは毎年来れるねと一緒に行った友人達とも盛り上がりました。
渡邉 真弓 審査員から
広角レンズで更にローアングルなのが技ありですね。
走っていくお子さんの足裏が見えるので、動きもしっかり伝わります。
ぜひご友人と毎年訪れて素敵な写真を撮ってくださいね。
池原 優輔 審査員から
逆光に照らされて輝くイチョウの黄金色と素敵な秋を駆け巡る子ども達の後ろ姿が素敵な1枚ですね。
落ち葉の絨毯が前ボケになっているのも素敵です。
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