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皆様からご応募いただきました153作品について各審査員が審査を実施し、グランプリ1作品、特別賞3作品、入選6作品、ていぬ賞13作品を選定いたしました。
受賞された方には、3月中に副賞を発送いたします。
渡邉 真弓 審査員から |
手稲区の魅力を発信する「ていねくフォトコンテスト」。 応募いただいた153点の作品から、みなさんの生活の中にある手稲区ならではのシーンや、 季節ごとに美しい手稲区の風景など、様々な手稲区の魅力が伝わり、審査をしながら楽しませていただきました。 これからもぜひお手持ちのカメラやスマートフォンで、手稲区の魅力を撮影していってください。 期待しています。 |
池原 優輔 審査員から |
コンテストへの参加者全体の写真を通して、手稲区の素晴らしさや住んでいる方の豊かさ、 そして自分の住んでいる区への愛着がとても伝わってきました。 また、綺麗に整備された公園や河川敷など 春夏秋冬を通して魅力に溢れている街だと改めて思わされました。 今回の写真コンテストの写真を通じて、まだ 知らない手稲区の魅力に多くの人が気付いてもらえればと思います。 私事ではありますが、手稲区で6才から20才を過ごしたので思いもひとしおであり、 手稲の良いところを沢山見ることができた素晴らしい写真企画だったと思います。 |
(撮影地:前田森林公園)
カナール一面に落ちた枯れ葉、その道中に光があたり、一本の道が出来ました。
渡邉 真弓 審査員から
グランプリおめでとうございます。前田森林公園のカナールが落ち葉で秋色に染まり、奥の展望ラウンジに向かって一本の道ができています。ちょうど光があたったとのことですが、ポプラ並木のリフレクションや濃い秋色との対比がとても印象的な作品です。
思い切って水面を多く入れたことで、迫力が増しています。また道と展望ラウンジをしっかり真ん中に入れ、さらにポプラ並木の地面のラインもしっかり左右対称になるよう、カメラのポジショニングにしっかりこだわったことが伝わってきます。完成度の高い作品です。
「令和の道」というタイトルも良いですね。道の先には青空も見えます。秋が終わり厳しい冬が過ぎれば春が来ます。そのような未来への希望も感じられました。
今後もぜひ写真で手稲区の魅力を発信していってくださいね。おめでとうございます。
池原 優輔 審査員から
晩秋を感じるカナールを染める落ち葉の美しさが際立ちます。
手稲の憩いの場である前田森林公園の最も輝く瞬間を切り取った1枚に感じました。
(撮影地:軽川河川敷)
毎年、桜と鯉のぼりに囲まれた中で家族写真を撮るのを楽しみにしていましたが、今年はコロナで鯉のぼりは上がりませんでした。そのため、おうちから小さな鯉のぼりを持ち込み、毎年続いていた伝統をなんとか続けてみました。ずっと続いてほしい風景です。
渡邉 真弓 審査員から
手稲山が奥に見え、春らしい雰囲気で可愛らしい作品です。お子さんが精一杯鯉のぼりを掲げていて、その顔は真剣、というのも、微笑ましく拝見しました。
開放F値が小さいレンズを使ってボケ感のコントロールをしっかりされており、前ボケの花が春らしさをより強くしています。手稲区で暮らす日々が垣間見れる作品です。おめでとうございます。
池原 優輔 審査員から
手稲のシンボルでもある手稲山を背景に写し込みつつ、春の軽川の綺麗な桜を前ボケ、後ろボケでピンク色を優しく取り入れつつ、元気いっぱいな子供を入れたのは、この街の住み良さを感じさせる写真として完成度が高いです。
(撮影地:前田森林公園)
手稲山から打ち上げられた花火。医療従事者への感謝と新型コロナウィルス収束を祈願しているという。カナールの水面に映る花火に、見た人たちすべての思いを重ねた。
渡邉 真弓 審査員から
手稲山から打ち上げた花火を前田森林公園から撮影された1枚です。カナールの水鏡に写る花火が、人々の様々な思いを反映しているようで、とても印象的です。
カナールに写るポプラ並木と花火が重ならないようにするなど、構図にも工夫をされています。
くらしの中にある手稲区ならではのイベント・行事をぜひこれからも大切に撮り続けてくださいね。おめでとうございます。
池原 優輔 審査員から
前田森林公園のカナールに大輪の花火を映り込ませて印象的な1枚に仕上がっています。 コメントにもあるように、1日でも早く安全で豊かな日常が訪れることを祈念するばかりです。
(撮影地:前田森林公園)
カナールに沿ったポプラ並木。毎月来て、いろんな姿を写しています。倒木が目立つようになりました。残しておきたい風景です。
渡邉 真弓 審査員から
前田森林公園のカナールにそったポプラ並木。秋の木々の美しさがしっかりと伝わる1枚です。望遠レンズを使ってポプラ並木の迫力を出しています。また、上部を木々で覆うことでトンネル効果が生まれ、見る者の視点を最終的に道の先のカップルに誘導する工夫もされています。高い技術力・構成力をお持ちです。
前田森林公園の残しておきたい風景としてこの作品を応募されたとのこと。ぜひこれからもそのような風景をたくさん手稲区で撮っていっていだたけたらと思います。おめでとうございます。
池原 優輔 審査員から
林を使いうまく奥行き感を出しながら導線を描きつつ、トンネル効果を持たせた目線の先に被写体を置いた 技術力のある1枚に仕上がっています。
(撮影地:星置の滝)
6月上旬に写真仲間と滝を撮りに訪れましたが、美しい新緑に魅せられました。
渡邉 真弓 審査員から
6月の美しい新緑とその奥にある滝がさわやかな初夏を連想させる一枚です。
曇り空でしたでしょうか。木々や葉で空を覆うことで、曇り空特有の白っぽさを減らす工夫をされています。国道5号線から徒歩5分でこのような景色を見ることができるというのも手稲区の魅力の一つですね。写真仲間と撮影に行かれたとのこと。ぜひ今後もみなさんで手稲区をたくさん発信していってください。入選おめでとうございます。
池原 優輔 審査員から
夏や秋に素敵な表情を見せる星置の滝の夏の良さを画面いっぱいに取り入れることができていますね。
(撮影地:旧軽川緑地)
残雪の手稲山を背景に住宅地の中を地域の人たちによって維持されている旧軽川緑地。水路沿いには三春滝桜やソメイヨシノなど、心が癒される春色の旧軽川桜並木です。
渡邉 真弓 審査員から
旧軽川緑地の水路沿いに咲く桜を捉えた作品です。思い切って手前の桜を画面の3分の2まで入れることで、桜の迫力が伝わってきます。また、残り3分の1で水路や奥の桜や、それを見ている人を入れています。このことが画面に奥行きを加え、さらにその場の物語を感じられる一枚になっています。入選、おめでとうございます。
池原 優輔 審査員から
1面に広がるピンクの発色の美しさが際立つ写真で目を引きつけられました。
(撮影地:前田森林公園)
手稲山とポプラ、雲がきれいに反射しました。前田森林公園のカナールは全国に誇る美しさだと思います。
渡邉 真弓 審査員から
前田森林公園のカナールは全国に誇る美しさだという撮影者の想いが体現された作品です。ポプラ並木が写る水鏡には、奥の手稲山や雲も写り、とても迫力があります。構成力の高い作品です。ぜひ今後は独自の視点で見つめた前田森林公園を撮影してみてください。期待しています。入選おめでとうございます。
池原 優輔 審査員から
晴天と新緑が映り込むカナール、そして目線の先に見える手稲山。手稲で過ごす夏のベストスポットを綺麗に切り取っていますね。
(撮影地:新川さくら並木橋)
夕飯の仕度中、ふと窓に目をやると、たまに夕焼けが私を呼ぶのでカメラを持って定位置まで走ります。良い色に焼けた空と新川のリフレクションが大好き。中央には前田森林公園橋が緑色に光っています。
渡邉 真弓 審査員から
夕焼けが美しくて思わずカメラをもって外に飛び出してしまうこと、ありますよね。雄大な新川に夕陽が写り込み、真っ赤になっているのがとても印象的です。二分割構図にし、カメラの水平を保つことで、空と川の両方の夕焼けをしっかりと感じることができます。入選おめでとうございます。
池原 優輔 審査員から
燃えるように真っ赤に染まる空が川の水面にまで映り込み、コントラストの効いたシルエットで、より引き立っています。
(撮影地:曲長通)
小学校に上がる前、よく跨線橋の上に立って、こうして何本もの電車を見送っていたものだ。あれから沢山のことを乗り越えてきた。いつでもその時を全力で生き抜くために、前を見て駆け抜けていこうと決意した。
渡邉 真弓 審査員から
眩しい太陽に照らされた雪煙と電車が、撮影者の想いを体現している作品です。
幼いころから通うこの場所は、きっとその時々に撮影者に見せる景色が違うのではないでしょうか。そのような場所があるというのはとても素敵なことです。
スマートフォンで撮影され、太陽にフレアが起きていますが、それがかえって、決意の力強さになっているように思います。入選おめでとうございます。
池原 優輔 審査員から
朝日が淡く光る朝靄の中を走る電車は、厳しい寒さの中にも手稲の人々の生活に密接に関わる電車の存在を感じさせる写真ですね。
(撮影地:札幌稲雲高等学校)
稲雲高校から見た夜景です。手稲全体を一望できて、いつも綺麗な景色を届けてくれるお気に入りの場所です。
渡邉 真弓 審査員から
夜の手稲区を捉えた作品です。手稲区が一望できるこの場所がお気に入りとのこと。きっといろいろな時間帯で撮影されているのでしょうね。日々手稲区で過ごすからこそできてくる「好きな場所」。そういった場所があるのはとても素敵だと思います。
これからもあなただけの手稲区のお気に入りをたくさん見つけてくださいね。入選おめでとうございます。
池原 優輔 審査員から
意外と知られていない、手稲山や稲雲高校そばから見る手稲の夜景の美しさ。WBの調整ですっきり見えているのも良いですね。
グランプリ、特別賞、入選の各受賞作品以外にも素敵な作品が数多くあり、その中でも特に目に留まったものを「ていぬ賞」とさせていただきました。
ていぬ賞受賞作品と、渡邉真弓審査員の講評は、下のリンクをクリックするとご覧いただけます。
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