アートで防火へのメッセージを呼びかけ～「防火アートカレンダー」を作成した北海道札幌あすかぜ高等学校美術部への感謝状贈呈式

12月11日（月曜日）15時45分から、北海道札幌あすかぜ高等学校（手稲区手稲山口254番地、上野秀俊（うえの・ひでとし）校長）で、手稲消防署から同校美術部への感謝状贈呈式が行われました。この感謝状は、同署の作成した「防火アートカレンダー」に同部が作品提供を行ったことに対するもの。「防火アートカレンダー」は、防火のメッセージが込められた作品を区民に目にしてもらうことで、日常の中での防火意識を高め、火災発生件数の減少につなげたいというねらいから、同署が札幌市内で初めて作成したもの。同署からの依頼に応じ、同部が「防火」をテーマにした作品を作成・提供しました。

感謝状贈呈式では、カレンダーに採用された作品の作者である6名の生徒（野呂隼斗(のろ・はやと)さん、多田楓（ただ・ふう）さん、渡部真桜(わたべ・まお)さん、寺沢康希（てらさわ・こうき）さん、髙橋美優（たかはし・みゆう）さん、宮﨑華香（みやざき・はるか）さん、）に対し、赤塚英樹（あかつか・ひでき）手稲消防署長から感謝状と記念品が授与され、「見るたびに別のメッセージを感じるような素敵な作品をありがとう」と謝辞が述べられました。また、上野校長から生徒らに対し、「まちづくりに携わった貴重な経験として誇りを持ち、今後の生活に生かしてほしい」と激励の言葉が贈られました。

美術部の生徒は、「夏ごろからどんな作品にするか部員みんなで話し合って、作品を作った。完成したカレンダーを今日初めて見て、きれいな仕上がりになっていてうれしかった。作品作りを通して、自分もストーブの使い方などを意識するようになった」と話していました。

「防火アートカレンダー」は、12月12日（火曜日）から手稲消防署での無料配布が行われています（同署予防課（電話681-2100）へ事前の申し込みが必要、受け付けは土・日曜および祝日を除く9時～17時、先着50名）。