「せんきょ」を体験してみよう～新発寒小学校で「せんきょ体験授業」を開催

  

11月30日（木曜日）13時45分から、新発寒小学校（手稲区新発寒2条2丁目。今北しのぶ（いまきた・しのぶ）校長）で、6年生95人を対象とした「せんきょ体験授業」が開催されました。

これは、学校教育と連携し、児童たちに選挙を身近に感じ、関心を深めてもらうとともに、将来の投票活動につなげることを目的として、手稲区選挙管理委員会が主催したものです。

この日は、まず手稲区選挙管理委員会事務局の職員による講義が行われ、児童たちは、学校の授業で教わった選挙制度の基礎知識についてさらに理解を深めるとともに、若い有権者の投票率が低いことなどの身近な問題について学びました。

その後、実際の投票所で使われている投票箱や記載台、本物と同じ材質の投票用紙を用いて模擬投票を実施。「若い有権者の投票率を上げるためには」というテーマで、それぞれの主張をする3人から、最も良いと思う候補者を選んだ。児童たちは、候補者の主張が掲載された「選挙公報」をじっくりと読み、実際の選挙と同じ流れで1票を投じていました。

選挙の流れの他にも、投票用紙はプラスチック製で折っても投票箱の中で自動的に開くことや、計数機を使用して投票用紙の枚数を数えることなど、実際の機材を目で見て触れたことで、強く印象に残った様子でした。

授業の最後に設けられた質疑の場では、「投票日が18歳の誕生日である人は投票できるの？」「同じ得票数だったときのくじ引きは、どんな方法でやるの？」など、多くの質問をする児童たちの姿がみられ、選挙への関心が深まった様子でした。

授業を終えた児童からは「今日の授業で学んだことを、自分が18歳になったときに、実際の選挙で生かしていきたいです」との言葉がありました。