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ホーム > 手稲区“まちのできごと”紹介 > まちのできごと2023(令和5年度) > ちょっとの工夫でおいしく健康的に~減塩料理教室

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更新日:2023年12月1日

ちょっとの工夫でおいしく健康的に~減塩料理教室

講義の様子 調理デモの様子1 調理デモの様子2 デモで作られた料理

11月29日(水曜日)10時30分から、手稲保健センター(手稲区前田1条11丁目)で「健康的においしく食べたい!減塩料理教室」が開催されました。これは、減塩の重要性や日常での取り入れ方を広く知ってもらおうと手稲区が開催したもので、56名から申込があり、抽選で決定した20名のうち19名が参加しました。参加者は30代から80代まで幅広い世代でした。講師は、札幌を中心に北海道各地でセミナーや料理教室の講師として活動している、公益社団法人北海道栄養士会会員の大矢小百合(おおや・さゆり)管理栄養士が務めました。

この日は、講義と調理デモおよび試食が行われました。講義では、塩分の取りすぎによる健康リスクや、塩分量の多い食品などについて解説が行われました。また、日常生活での減塩の工夫として、プッシュ型のしょうゆ差しを用いてしょうゆをかけすぎないことや、香辛料や香味野菜を使用して塩分の多い調味料を減らすことなどの紹介がありました。

続く調理デモは、大矢氏による調理中の手元映像を、会場のスクリーンに映し出すというものです。この方法は、感染症対策のため調理実習の実施が難しかった2021年から実施されるようになった手稲区独自の取り組みで、「料理が苦手な人でも参加しやすい」「手ぶらで参加できる」と参加者から好評となっています。この日のレシピは「蒸し鶏」、「柔らか肉の酢豚風」、「野菜たっぷりミルクみそ汁」、「かぼちゃのサラダ」の4品。みそ汁では牛乳とみそをしっかり混ぜ合わせてから鍋に入れることで牛乳の臭みをなくしコクを出す方法や、サラダではマヨネーズの代わりにヨーグルトとクリームチーズをメインに味付けする方法など、減塩でもおいしくするポイントが数多く紹介され、参加者は驚いたりうなずいたりしながら真剣に映像を見ていました。

次に、デモで作った料理と同じ料理が参加者に提供されました。試食の提供は2023年から新たに始まった取り組みです。参加者は「おいしいですね」と他の参加者などと会話しながら和やかに試食していました。

最後に参加者への記念品として、減塩お菓子とともに手稲区マスコットキャラクター「ていぬ」グッズのプッシュ型しょうゆ差しが渡されると、参加者から歓声が上がりました。

参加者の女性は、「使っている調味料が少ないのに、おいしくてびっくりしました。家でも早速作りたいと思います」と笑顔で話していました。

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札幌市手稲区市民部総務企画課

〒006-8612 札幌市手稲区前田1条11丁目1-10

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