更新日：2023年6月23日

元プロ選手に野球の楽しさを学ぶ～手稲中央小学校で野球教室が開催

6月13日（火曜日）午後1時15分から、手稲中央小学校（手稲区手稲本町3-2、千歩正彦（せんぶ・まさひこ）校長）で、地域学校協働活動推進事業の一環として、「野球体験＆ボールの投げ方教室」（以下、野球教室）が行われました。

地域学校協働活動推進事業は、地域と学校が連携し、地域の人材や企業などの力を生かして、子どもたちにさまざまな学び体験の機会を提供する札幌市教育委員会の事業です。実施校には、地域住民やPTA、企業などで構成される運営協議会があり、体験授業を企画しています。同校の運営協議会は「手稲中央小☆子ども未来応援団」で、今年度は12回の体験授業を開催予定です。

今回は、元プロ野球選手を外部講師とする野球教室を実施し、旭川市出身で1999年から2009年まで東京ヤクルトスワローズで選手として活躍していた牧谷宇佐美（まきたに・うさみ）氏が、講師を務めました。

牧谷氏は初めに、「野球に限らずスポーツで大事なのは、意識して思ったとおりに体を動かすことだ」という話をしました。その後、準備運動を行い、合図が正しいか判断して走り出す運動や、大きく身体を使ってジャンプする運動などを順に子どもたちに教えていきました。終盤に実際にボール投げを行った際には、多くの子どもたちが正しいフォームで目標距離までボールを投げることができていました。

この日の参加者は1年生から6年生までの59名で、同校をホームグラウンドとしている少年野球チーム「手稲ヤングスターズ」のメンバーから、野球の経験がない初心者まで、幅広い層の子どもたちが集まりました。参加した子どもたちは、皆真剣なまなざしで牧谷氏の話を聞き、楽しそうに各運動を行っていました。