ホーム > 手稲区“まちのできごと”紹介 > まちのできごと2023(令和5年度) > 子どもたちの健やかな成長を願って~春の軽川緑地に約60匹のこいのぼりが泳ぐ
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4月29日(土曜日)午前9時から、軽川(がるがわ)緑地(手稲区前田)で「こいのぼり掲揚」が行われ、河川敷に掲げられた大小さまざまな約60匹のこいのぼりが見物人の目を楽しませました。
これは、地域団体「軽川と桜並木を育てる会(菊地裕幸(きくち・ひろゆき)会長)」が、地域の活性化や子どもたちの健やかな成長を願って1995(平成7)年から続けている恒例行事で、今年で28回目の実施となります。
前田地区を流れる軽川河川敷の「桜づつみ」は、区内でも屈指の桜の名所として知られ、区内外から多くの人が集まる人気のスポットです。例年、桜の見頃と重なる4月下旬から5月上旬まで同会が掲げるこいのぼりは、地域の人々に春の風物詩として親しまれています。
同会では、こいのぼりの掲揚のほか、1年を通じて、傷んだこいのぼりの修繕や、町内会と一体となった河川敷の清掃、草刈りなどの活動を行い、軽川緑地の美しい景観と伝統を守っています。
こいのぼりは、川の両岸に渡したロープに1か所あたり約20匹が並べられ、数百メートルおきに3か所で掲揚されます。この日、集まった同会のボランティアは、掲揚した際の見栄えを考えながら大きさや色合いの違うこいのぼりを河川敷に並べると、手際よくロープに固定していました。
多くの地域住民が見守る中、ロープが引き上げられ、春の空にこいのぼりが力強く泳ぎ出すと、歓声とともに駆け寄る子どもたちや、記念撮影を楽しむ家族連れの姿が見られました。また、こいのぼりの中には、地域住民が寄贈したものや、子どもたちが寄せ書きをしたものもあり、思い入れのあるこいのぼりを探す人々の姿も印象的でした。
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