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ホーム > 手稲区“まちのできごと”紹介 > まちのできごと2023(令和5年度) > 住宅街の一角で多様な植物に触れる~星置緑地自然観察会

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更新日:2023年4月25日

住宅街の一角で多様な植物に触れる~星置緑地自然観察会

ミズバショウを観察する参加者の様子 図を見せながら解説する笠氏と、それを聞く参加者の様子 解説を行う笠氏の様子 星置緑地に自生するミズバショウ

4月16日(日曜日)午前10時から、星置緑地(手稲区星置1条5丁目)で「自然観察会」が開催されました。これは手稲区維持管理課の主催で行われているもので、貴重な自生植物の魅力を地域の人々に伝えることで、保全活動への関心を高めることを目的としています。この日は雨天でしたが、近隣住民など7名が参加しました。

同緑地は星置駅に近い住宅街の一角にあり、2.2ヘクタールの規模でありながら、ミズバショウを含む多くの植物が自生しており、区内の自然愛好家から人気の高いスポットです。保全活動は、手稲区維持管理課が、地域住民を中心とした市民団体「星置緑地みどりのサポーター」の協力を得ながら、平成17年から月に1回程度行っています。活動内容はごみや落枝の片付け、帰化植物の抜き取り、ササの刈り取りなど多岐にわたります。

観察会は、解説を聞きながら緑地内を散策する形式で行われました。講師は、同緑地を含む市内の公園・緑地の植物保全活動に数多く携わっている、有限会社緑花計画の笠康三郎(りゅう・こうざぶろう)氏。実際の植物を示しながら植物の特徴や他の種との見分け方、同緑地が都市緑地として保全されることになった経緯、これまでの保全活動の内容などが解説されました。

参加者は講師の話に真剣に耳を傾け、メモを取ったり草木に触れたり写真を撮影したりしながら、ちょうど開花を迎えていたミズバショウやコジマエンレイソウ、エゾノリュウキンカなどの植物観察を楽しんでいました。

植物が好きでよく公園巡りをしているという参加者の女性は、「雨で開催されるか不安でしたが、来て良かったです。雨で泥が洗われてきれいな状態の植物を見られたうえに、解説がわかりやすくて面白かったです」と満面の笑みで話していました。

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