「第8回手稲区地域防災事業者ネットワーク会議」を開催

   

2月27日（月曜日）午後2時から、手稲区役所（手稲区前田1条11丁目）で「第8回手稲区地域防災事業者ネットワーク会議」が開催されました。同会議は、大規模災害などに備え手稲区と各事業者が防災に関する情報交換を重ねることにより、災害時における相互支援を円滑に進めることを目的に2015年度に設置されたもので、年に1回開催されますが、対面での開催は4年ぶりとなりました。同会議には現在、医療や交通、商業、インフラなどさまざまな業種から26の事業者が参加しています。

この日はまず、座長である手稲区の上野勝久（うえの・かつひさ）総務企画課長による出席者紹介の後、今回、同会議において新規加入が承認された北海道エネルギー株式会社および株式会社ベルコの代表が、2018年の北海道胆振東部地震や2011年の東日本大震災の体験談を踏まえつつ、今後災害時にどのような活動を行っていくことができるかの説明を行いました。

その後、「災害時に手稲区内でできる事項」を議題とした意見交換会が行われました。厳寒期に市内で大規模の地震が発生した場合を想定し、各事業者がそれぞれどのような災害対応を行うかの説明を行いました。説明の中では、他の事業者への協力依頼が行われるなど、事業者間のコミュニケーションが活発にとられていました。