更新日：2023年1月18日

地域防犯力の向上を目指して～「手稲区防犯活動講習会」開催

6月22日（水曜日）午前10時から、安全で安心なまちづくりを目指し、「手稲区防犯活動講習会」が手稲区民センター（手稲区前田1条11丁目）で開催されました。

これは、日頃から地域の中で防犯活動を行っている方を対象に、地域防犯力を向上させることを目的に実施しているものであり、今回で12回目の開催となります。青色回転灯自主防犯パトロール隊関係者や各単位町内会の防犯担当者、スクールガードリーダーなど、約120人が参加しました。

開会式では、土井勝雄（どい・かつお）手稲区長が「犯罪発生件数は減ってきましたが、依然として特殊詐欺が発生しており、先日は民生委員をかたる不審な電話が確認されました。犯罪を完全になくすことはできませんが、区役所、警察、地域が連携しながら対策していくことが重要です。」とあいさつしました。

続いて、森田浩（もりた・ひろし）手稲警察署長が、「特殊詐欺が増加しているほか、自転車の窃盗などが多く発生しています。今回の講習会を今後の活動に生かしてほしいと思います。」とあいさつし、佐々木針（ささき・きよし）手稲防犯協会会長が「皆さんが行っている地道な防犯活動が、犯罪発生件数の減少という成果に結びついています。これからも協力して取り組んでいきましょう。」とあいさつがありました。

講習会では、札幌市市民文化局地域振興部区政課の地域防犯担当職員から、特殊詐欺の被害発生状況や、その具体的な手口と対処法について説明がありました。

続いて、手稲警察署の中田潤（なかた・じゅん）生活安全課長から、手稲区における過去5年の犯罪発生件数の推移や、犯罪の傾向などについて説明がありました。参加者はしきりに頷き、メモを取りながら、熱心に話を聞いていました。