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直結給水方式とは、中高層の建物に対して受水槽を経由せず、配水管の水圧を有効に利用して各戸に直接給水する方式をいい、次の2つに区分されます。
主に5階程度までの建物に適用され、配水管の水圧だけを利用し、各戸の蛇口まで直接水道水をお届けします。
主に10階程度までの建物に適用され、配水管の水圧だけでは不足する圧力を補うために、配水管から分岐した給水管の途中に加圧するための装置(ブースターポンプ)を取り付け、各戸の蛇口まで直接水道水をお届けします。
対象建物 |
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※直結給水の推進
水道局では、水道水の安全・安定供給及び受水槽の衛生問題の解消などを図る目的で、直結給水をお奨めしています。
そのため、既設建物のまま直結給水方式に切替る際は、給水装置工事に必要な水道利用加入金及び水道局による設計審査・検査手数料が免除となる場合があります。
詳しくは給水装置課審査係へお問合せください。
直結給水方式の対象であっても、提供可能な水圧及び建物の高さ、使用水量の規模や用途などによっては、直結給水ができない場合がありますので、必ず建築計画・設計前に給水装置課審査係と事前に協議してください。
直結加圧装置の設置に係わる費用及び設置後の運転費、定期点検費などが必要となり、これらの費用については、直結加圧装置を所有される方が負担することになります。
直結加圧装置などが故障した時には、安定した給水ができなくなり、建物全体が断水となるため、直結加圧装置を所有される方の維持管理が必要となります。
札幌市では、直結加圧装置(減圧式逆流防止器を含む)について、所有者に1年以内ごとに1回の定期点検を義務付けしています。
中高層建物の直結給水方式の申し込み・相談は、給水装置課審査係へお問合せください。
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