北白石地区福祉健康フォーラムを開催

2月13日午後1時から、北郷会館（白石区北郷3条3丁目）で、北白石地区福祉健康フォーラムが開催され、地域の住民など約90人が参加しました。これは北白石地区社会福祉協議会（鈴木勝博会長）が毎年開催しているもので、今回のテーマは「認知症を皆で考えよう」です。
この日はまず、地域福祉の推進をテーマに、北星学園大学社会福祉部の畑亮輔准教授が講演。認知症になっても安心して暮らせるよう、地域全体で認知症への理解を深め、認知症の方も参加し続けられる社会を目指すことが重要であるとの話に、参加者は真剣な表情で聞き入っていました。
講演の後には、地域住民らが老々介護をテーマにした寸劇を披露。認知症の妻を自宅で介護する夫を主役に、老々介護で起こる問題や支援制度を紹介するシナリオですが、出演者がアドリブを入れるなどユーモアあふれる内容に、客席からは頻繁に笑いが起こっていました。
この日参加した女性は「もしも自分や家族が認知症になっても安心して暮らせる地域にすることが重要だと思いました」と話していました。