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更新日:2026年3月16日

熊が舞う地、登別

登別市立登別中学校3年 宮下蒼生

みなさんは「熊舞」を知っていますか。熊舞とは登別温泉街で働く若者たちが創作した登別の郷土芸能です。わたしはこの熊舞を沢山の人に知ってもらい、熊舞でより多くの人々を笑顔にしたいと考えています。

熊舞は、今から数百年前、先人が山中で熊に出会い、その熊の道案内によって、地獄谷にたどりついた、という伝説のもとでできました。発祥から44年の今でも熊舞保存会、登別中学校での熊舞の活動として引き継いでいます。登別中学校の熊舞で一番大事な公演は、8月に行われる地獄まつり公演です。この日に向け、登別中学校の2・3年生が協力し、お客さんに楽しんでもらえるよう、みんな必死に練習しています。私は、この熊舞で熊を演じていますが、太鼓や笛などに合わせて皆で心を一つにして演じられるというところに、大きな魅力を感じています。また、私達もお客さんから、やる気と元気と勇気をもらい、誰かのために演じる楽しさを実感しています。熊の衣装は、重たくて、腰が痛くなったり、全身が疲れたりします。ですが、皆と一緒に、熊舞を演じ終わった後のお客さんの笑顔を見ると、そんな痛みや疲れが吹き飛んでいきます。

私は熊役として、一番の大舞台である地獄まつり公演を成功させ、この熊舞の伝統を引き継いでいきたいと思っています。そして、今年の公演だけでなく、来年以降もより多くの人に、熊舞の良さを見てもらい、熊舞で笑顔になる人を増やしたいのです。

しかし今現在、熊舞を知っている人はまだまだ少ないのが現状です。そこで、今後の熊舞をより発展させていくために、熊舞の存在、熊舞の良さを広めていく活動を積極的に行ってはどうでしょうか。

例えば、登別駅の新しい駅舎の完成式や、登別新市役所庁舎の広場など、さまざまな場所で熊舞の公演を行い、まずは地元の人に広めること。そしてメディアの取材などを通して、登別市外の人にも熊舞を知ってもらう機会を増やしていくことが、熊舞の良さを広めることにつながると考えます。

今後、登別中学校は、令和9年度に幌別中学校と統合し、その際に熊舞が引き継がれることになっています。自分たちは卒業してしまいますが、今まで紡いできた熊舞を、これからの先の未来にもつなげ、さらに多くの人に見てもらい、発展させていきたいのです。

私も将来、地元で熊舞保存会に入り、地域の子供達を指導し、登別市だけでなく、北海道、日本全国に登別の熊舞の存在熊舞の良さを広めたいと考えています。

熊舞はこれから残していかねばならない登別の郷土芸能です。熊舞を見に来てくださった人が、「熊舞ってすごい!」と思い、自分の故郷である登別をたくさんの人に知ってもらうとともに、熊舞で笑顔になる人が増えたら私にとってどれだけ嬉しいことかわかりません。みなさんも、ぜひ地獄まつり公演で私たちの全力の熊舞を見て、熊舞の凄さを感じてください。

このページについてのお問い合わせ

札幌市白石区市民部地域振興課

〒003-8612 札幌市白石区南郷通1丁目南8-1

電話番号:011-861-2422

ファクス番号:011-861-2775