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米里中学校3年 櫛引洸志
私達の身近な存在であり、刻一刻と過ぎていくもの「時間」。食事、通学、遊び、睡眠…といった行動を起こしたりしても、何もしないでそのまま突っ立っていたりしても、私達を止めずに「時間」はひたすら進み続けている。
皆さんは日常での時間の使い方に後悔した経験はないだろうか。あの時、時間を有効的に使えてれば…と後々思い返して絶望したことは?生きているうちは誰しもそう思ったことがあるだろう。
では、本当の「時間の有意義な使い方」とは何だろうか。どのような行動をとれば後悔しないで済むのだろうか。この話は、特に現在受験勉強に勤しんでいる中学生の方々に耳を傾けて貰いたい。
私は中学生になってから特に「時間の有意義な使い方」という事の重大さに気づき始めた。その切っ掛けになったのが、テスト勉強での時間の使い方であった。テスト前には、事前に配られ勉強をした時間を記入する「学習計画表」に目標時間を書く。しかし、いざ始めた時にはなかなかやる気が起きなくて毎日するはずの勉強が遅れてしまうことがあった。その結果、テストで希望した点数が取れず、過去の自分を責めることが多々あった。
思い返せば、あの時の自分は切り替えが全然できていなかった。やるべきことを全て後回しにし、友達と遊んだりゲームをしたりと好きなことをやってしまっている、それも初日に。テスト勉強の期間は、2週間という長くも短くもない期間である。しかし、最初からテスト勉強をやらないままでいると「明日やればいい」という思考に陥る。大抵はそのことさえも忘れて同じことを繰り返すのみだ。この時の自分の「時間」に対する向き合い方は、余裕があり、時間の大切さを軽視していた。
「時間」が進むにつれて、テストまでの日数は片手で数えられる程となり、余裕が段々と焦りに変わってくる。このタイミングで必死に勉強を始めようと思っても、前に予定したことを取り戻すことは簡単ではない。なぜあの時勉強せず遊んでばかりだったのだろうか…という1人反省会を頭の中で行っていても、過去は変えられない。「時間」は、私達を見向きもせずに通り過ぎるのだから。
これは「時間を有意義に使えなかった」例である。有意義に時間を過ごせた人と時間を浪費してしまった人では差が出るのは当然だ。
それでは、本当の「時間の有意義な使い方」とはどんなものだろうか。それはズバリ最初の誘惑に打ち勝つことと、後回しをやめることだ。
例えばここに、やらなければならない事と、いつでもできる好きな事が一緒にあるとしよう。あなたならどっちを先に行うか?これは、好きな事という誘惑に勝つか負けるかの2択とも言えるだろうだろう。その好きな事がすぐ終わってしまうものもあると思うが、世の中の大半が、時間を気にせずいつでもできるものである。ならば、期限のある、やるべき事を最優先してやる方が「時間」を無駄にすることなく、有意義に使えているといえる。だから、最初の誘惑に打ち勝つことは非常に大事である。
また自分の失敗からも分かる通り、「明日やればいい」という考えになるのは、とても危険である。なぜならやる気は行動してから徐々に起きるものだからだ。そもそも行動せず明日に回すことで、よりやる気が起きず行動ができなくなることが多い。その結果、計画が意味のないものとなってしまう。これを改善すべく「今日からやる」といった日には、絶対に行動に移す。そうすることでスムーズにスタートでき、計画が遅れることはなくなる。
これら2つが掛け合わさることで、「時間を有意義に使う」ことになる。難しそうにも思えるが、実際はたった1分意識するだけだ。その1分間の意識で時間の使い方は大幅に変わる。自分は何分話したのだろうか。このスピーチよりも短い時間だけ頑張ればいい。そう考えれば簡単な事に思えてくるだろう。その短い時間、頑張るか、頑張らないか。それが、長い人生の大きな分岐点になる。
自分は失敗したことも多かったが、そこから教訓を得て、今、時間を有意義に使って余裕をもった生活ができている。
この先も私達中学生はテストがあり、特に3年生は受験勉強で色々忙しい時期になる。私も同じ3年生なのでその辛さはよくわかる。その時はこの考えを心にとめて実践できれば、後々後悔することも少なくなる、私はそう信じている。
今からでも最初の1分、大事にしてみよう。さあ、もう「今日」は始まってるよ。
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