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日章中学校2年 齊藤颯馬
「あなたにとってのヒーローとは誰ですか?」
と、きかれたら皆さんはなんと答えますか?
なぜヒーローなどと考えたかと言うと、日章中学校の学校祭テーマが「MEヒーロー」であり、生徒会役員の私は、日々ヒーローについて考えていたからです。
ヒーローといえば、仮面ライダーやウルトラマンのようなイメージが浮かぶ人が多いと思います。他にも、大谷翔平のような優れたスポーツ選手だったり、織田信長のような歴史に名を刻んだ偉人を思い浮かべる人もいるかもしれません。
今回の学校祭テーマ「MEヒーロー」に込められた思いは、「全員が積極的に話し合いに参加し、困っている人がいたら助け合いを大事にしたい、そのために『みんな』、一人一人が『ヒーロー』になり、協力をしあい、学校祭をよりよい物にしていきたい」というものでした。
私は「MEヒーロー」を胸に活動し始めたのですが、思い通りにいかないことも多く、壁にぶつかる日々でした。クラスの雰囲気に合わせた行動、たくさん仕事を抱えている人へのサポートなど、言い出せばきりがないほどでした。私は1人で悩み、考え込んでいました。
そこで私は、「自分のヒーロー」とは誰だろう、と考えてみました。
出した答えは、小学校高学年の頃の担任でした。何度もその先生は私のことを支えてくれました。だからその先生こそが私のヒーローです。
小学校の頃、私は委員会の委員長をしていました。
私達6年生の委員みんなで大きなミスをしてしまいました。話し合いの足りなさ、決断の曖昧さ、すべてが5年生の委員を振り回す原因となってしまったのです。悔しさと情けなさでいっぱいになりながらも私はそれに向き合い続けました。
その時、担任の先生が、厳しくも、でもその中に優しさを含んだ口調でこう話してくれました。
「このままでいいの?みんなならもっとできるんじゃない?」と。
この言葉とアドバイスをくれ、私達が挫折しているところから、這い上がる源になりました。
他にも、私の「力」となる言葉やアドバイスをたくさん言ってくれました。それらの担任の先生の教えは、私が失敗して挫折した時に、原動力となりました。他にも、中学校で生徒会役員に立候補するときには、私の背中を押してくれました。
先生が言ってくれた一言一言が私を成長させてくれたと感じます。
先生は私以外の児童も見ていて学級全体をまとめることができ、その団結力は私にとって憧れでした。その先生のみんなを巻き込んで考えるという姿勢は、みんなに頼っていいということを示唆してくれていました。
その時、私ははっと気づきました。別に1人で考える必要はないのだと。そう気づいてから、まるで世界が変わったように感じました。自分なりに、みんなを巻き込んで考えたり、活動したりしていたら、私の目には、みんながヒーローのように映りました。
ヒーローとは、それぞれの人の価値観や捉え方などによって大きく変わります。私にとってヒーローとは、私を支えてくれた人です。みんなの共通したヒーローはいなくても、人それぞれにヒーローは存在しているのではないでしょうか。我々が生きるこの社会により多くのヒーローが現れることを願いながら、私も誰かのヒーローになれるように努力し続けていきます。
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