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更新日:2022年12月15日

食中毒の予防

動画で学ぼう!手洗い消毒方法おう吐物の処理方法ノロウイルス覚えて防ごう!食中毒の基礎知識(札幌市保健所ホームページ)

動画で学ぼう!

白石保健センターでは、食中毒予防に役立つ動画を作成しました。

食中毒や感染性胃腸炎を未然に防止するため、是非ご活用ください。

食品取扱い者向け、食中毒予防のための正しい手洗い方法

焼肉を安全に食べるために

手洗い

食中毒やノロウイルスの予防には、みんなできちんと手を洗うことが最も効果的です。
日ごろから正しい手洗いを意識し、手洗いを習慣づけましょう!

白石保健センターでは手洗い動画「食品取扱い者向け、食中毒予防のための正しい手洗い方法」を公開しています。

手洗いのタイミング

外から帰った後

トイレの後

食事やおやつの前

料理の前

オムツを交換した後

指先、指の間、しわ、爪、親指の周りなど汚れやすいポイントを意識して洗いましょう。

 

消毒方法

加熱での消毒方法

種類 方法  
煮沸消毒 85℃以上の熱湯で一分間以上煮る。
熱湯をかける まな板、包丁などは熱湯(85℃以上)をゆっくりかける。

塩素系消毒液を使った消毒

塩素系消毒液の作り方と注意点は動画「塩素系消毒液(次亜塩素酸ナトリウム消毒液)の作り方&使用上の注意」でもご紹介しています。

手順 方法
1 消毒液を作る

市販されている塩素系漂白剤は通常5~6%の濃度です。
日常の消毒には0.02%の濃度に薄めて使用します。

<5%の塩素系漂白剤を薄めて0.02%消毒液を作る時>


水5リットル+塩素系漂白剤キャップ1杯(約20ml)=0.02%塩素系消毒液

2 【調理器具、おもちゃなど】
消毒液に10分間漬ける
洗剤でよく洗浄した後、消毒液に10分間漬け置きし、水洗いする。
【ドアノブ、蛇口、トイレ】
消毒液で拭いた後、水拭きする
消毒液をよく染み込ませた布で拭き、10分後に水拭きする。
【おう吐した場所など】 詳しくは以下のおう吐物の処理方法、又は動画「ノロウイルス感染を防ぐ!おう吐物の処理方法」をご覧ください。

アルコール消毒

消毒場所 方法
手指

70~90%程度の濃度のアルコールを使用する。

洗浄後、手にアルコール消毒液をたっぷり取り、よく擦り込む。

手指、作業台、器具など

70~90%程度の濃度のアルコールを使用する。

洗浄、乾燥後にアルコール消毒液をムラがないように噴霧する。

または、乾いた布に消毒液を染み込ませて、消毒場所を拭く。

おう吐物の処理方法

胃腸炎感染症患者のおう吐物や便の中には、胃腸炎の原因となる細菌やウイルスが多量に含まれています。患者のおう吐物で汚れた床、衣類、布団などは、水ぶきや水洗いだけでは細菌やウイルスを完全に除去することはできません。除去できなかった細菌やウイルスによって、周囲の人まで感染が広がる恐れがあるため、以下の処理方法を覚えて、適切に対処できるようにしておきましょう。

準備するもの※1
使い捨て手袋(2組) 使い捨てマスク ペーパータオル 厚紙(2枚)

使い捨てエプロン※2(作り方)

靴カバー

塩素系消毒液(作り方)

ゴミ箱またはバケツ
使い捨てヘアキャップ 注意喚起の案内板 ゴミ袋(2枚)

空のペットボトル

※1日ごろからセットにして、いざという時にすぐ使えるように準備してまとめておきましょう。

※2使い捨て袖付きエプロンを普段から準備するのが望ましいですが、急に必要になった場合は以下の作り方を参考にしてください。

使い捨てエプロンの作り方
1.ポリ袋(約70L)の両端を切る 2.開いて、縦に折る 3.点線部分を切る 4.出来上がり
折り目側の上から8センチ離して、頭を通す半径12センチの半円を切り、折り目と反対側に50センチの切り込みを入れて腰に回す紐を作る エプロン
消毒液について
濃度 おう吐物等で汚染された場所の消毒には、日常の消毒(0.02%)よりも濃い濃度(0.1%)に薄めた消毒液を使用します。
作り方

<5%の塩素系漂白剤を薄めて0.1%塩素系消毒液を作る場合の作り方>

水2リットル+塩素系漂白剤キャップ2杯(約40ml)=0.1%塩素系消毒液

※0.1%の消毒液は暗所で1カ月程度保管できます。誤って飲んでしまわないように、消毒液とわかるようにしておきましょう。

おう吐物の処理手順

処理を始める前に
1 おう吐現場から人を遠ざける 注意喚起の案内板を立てるなどして、人がおう吐現場に立ち入らないようにしましょう。
2 窓を開放する  
おう吐物処理手順
1 防護具を着用する 指輪や腕時計を外してから、エプロン、マスク、ヘアキャップ、靴カバー、手袋(2枚重ねて着用)の順番に着用する。
2 ゴミ箱の準備 ゴミ箱にゴミ袋を二重にして取り付け、0.1%塩素系消毒液を少量入れておく。
3 おう吐物を捨てる

厚紙を使って床のおう吐物を外側から内側に集め、厚紙で救い上げるようにして手順1のゴミ箱に捨てる。使用後の厚紙もゴミ箱に捨てる。

4 おう吐物を拭く

ペーパータオルを使い、残ったおう吐物をふき取る。

汚れを広げないために、ペーパータオルの同じ面で何度も拭かないようにする。

5 外側の手袋を外す

手袋の汚れた部分に触れないよう、外側の手袋だけ外してゴミ箱に入れ、内側の袋の口を密閉する。

6 汚れた場所の消毒

汚れが飛び散った場所にペーパータオルを広めに(半径2メートル程度)敷き、0.1%消毒液を全体に万遍なくかける。消毒液を振りかけた上を踏み、作業者の靴底も消毒する。

7 消毒液の除去

10分後、覆っていたペーパータオルをゴミ箱に捨て、床に残った消毒液は、新しいキッチンペーパーでふき取る。

8 水拭き 水拭きし、消毒液をふき取る。
9 防護具を外す 汚れが付着している可能性があるため、表面に触れないように気を付け、エプロン、ヘアキャップ、マスク、靴カバー、手袋の順に外し、ゴミ箱に捨てる、袋を密閉して廃棄する。
10 手洗い、うがい 全ての作業が終了したら、しっかりと手洗い、うがいをする。

ノロウイルス

ノロウイルスの正しい知識を身に付け、みんなでノロウイルスの感染拡大を予防しましょう!

ノロウイルスとは
症状
  • 体内にウイルスが入ってから24~48時間で、嘔吐、下痢、腹痛、発熱(38℃以下)などの症状が出ます。
  • 発症当日の症状が激しいのが特徴で、通常は発症後1~3日程度で回復します。
  • 自覚症状がなくなってからも、通常は1週間(長いときは1カ月程度)も便の中にノロウイルスが排泄されます。
特徴

ノロウイルスは、人の腸管内で増殖するため、少量のウイルス(10~100個程度)が口から入っただけでも発症すると言われています。また、アルコール消毒が効きにくいのも特徴のひとつです。

ノロウイルスの主な感染経路としては次のものが挙げられています。

  • 「ウイルスに汚染された食品」や「二枚貝」を加熱不十分なまま食べる。
  • 「ウイルスが付着した器具から汚染を受けた食品」を食べる。
  • 「ウイルスに感染した調理人の手指から汚染を受けた食品」を食べる。
  • 感染者が触れた手すり、ドアノブなどに触れることにより汚染された手指を介してウイルスが口から入る。
  • 感染者の嘔吐物やふん便などの処理に伴い汚染された手指を介してウイルスが口から入ったり、乾燥して飛散したウイルスが口から入る。
感染経路 ノロウイルスの感染経路には大きく分けて三つあります。一つ目はノルウイルスが蓄積した二枚貝を加熱不十分な状態で食べて感染する経路。二つ目は感染した調理人の手から汚染を受けた食品を食べて感染する経路。三つ目は手についたウイルスを直接口から取り込み、感染する経路。
ノロウイルス食中毒予防のための3つのポイント
手洗い

アルコール消毒が効きにくいノロウイルスには、手洗いが一番の予防です!

みんなで、毎日の手洗いを習慣付けましょう。

食品取扱い者向け、食中毒予防のための正しい手洗い方法(動画)

加熱

ノロウイルスは熱に強いので、食品の中心部まで85℃~90℃で90秒以上加熱しましょう。

湯通し程度の加熱やレモン、酢などではノロウイルスは死滅しません!

消毒

ノロウイルスに効果的な消毒方法を紹介しています。

塩素系消毒液(次亜塩素酸ナトリウム消毒液)の作り方&使用上の注意(動画)

また、身近な人が発症したときは、嘔吐物などを正しく処理しなければ、感染拡大を招く恐れがあります。

ノロウイルス感染を防ぐ!おう吐物の処理方法(動画)

このページについてのお問い合わせ

札幌市白石区保健福祉部健康・子ども課

〒003-8612 札幌市白石区南郷通1丁目南8-1

電話番号:011-862-1883

ファクス番号:011-863-2507

※食中毒等による健康被害の発生など、緊急の対応が必要な場合は、直接お電話にてご連絡を願います。