ここから本文です。
8月2日(土曜日)午前9時30分から、いたどり橋(八軒4西6)周辺で「西区コドモ自然学校 in SUMMER」が開催され、区内の小学4~6年生18人が参加しました
これは、地元の川での自然体験学習を通じて、自然の中で遊ぶ楽しさと水辺の活動への安全意識を高めることを目的に、西区内の町内会や学校、NPO法人などで構成する「西区環境まちづくり協議会(上田和也(うえだ・かずや)会長)」が主催したものです。
この日は、NPO法人あそベンチャースクール(田中住幸(たなか・すみゆき)代表)が講師となり、琴似発寒川の水中観察やフローティング(川流れ)などを行いました。子どもたちはライフジャケットを着用し、案内役から川の中の観察方法や川遊びの注意事項などの説明を受けた後、水中観察を行います。タイヤチューブに乗り、川を流れながら箱眼鏡でのぞいてみると、子どもたちから「川の中が見える!」「魚がたくさんいる!」と歓声が上がります。
次に、見つけた魚たちの捕獲に挑戦です。子どもたちはたも網と箱眼鏡を手にして、魚に気付かれないようタイミングを合わせて水中に網を投入。ヤマメやフクドジョウ、モクズガニなどを捕まえました。捕まえた生き物は透明なケースに入れて観察した後、そっと川の中に戻します。
最後は、川に浮かんでフローティングを体験。水の冷たさを感じながら、川の流れに気持ちよく揺られました。参加者の一人は、「身近な川の中にこんなに多くの生き物がいるなんて知らなかった。これからも生き物が住み続けられるように自然を大事にしたい」と話していました。
Copyright © City of Sapporo All rights Reserved.