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7月30日(水曜日)、地産地消や食べ物の大切さを学んでもらおうと西区役所が「キッズ・シェフ」を開催し、抽選で選ばれた小学3~6年生とその保護者12組24人がスープカレー作りを体験しました。
参加者は、10時30分に西区民センター(琴似2-7)に集合し、スープカレー店「札幌らっきょ」の店主・井手剛(いで・ごう)さんの指導の下、家庭でもできる本格的なスープカレーのレシピに挑戦。食材は、小別沢の農園「かわいふぁ~む」で同農園の川合浩平(かわい・こうへい)さんが当日の朝収穫したとれたての野菜を使います。井手さんから野菜の切り方やスパイスの使い方などを教わった後、いよいよ調理開始です。子どもたちは慣れない包丁やフライパンに苦戦しながらも、積極的に野菜の皮をむいたり、玉ねぎを炒めたりと、親子で協力してスープカレー作りに取り組みました。鍋で材料をじっくりと煮込んでいくと、カレーの良い香りが調理室いっぱいに広がり、仕上げにチキンレッグと野菜を彩り良く盛り付けると、特製スープカレーの完成です!
「いただきます」の合図で一斉にカレーを食べ始めると、各テーブルからは「おいしい!」「野菜の味が全然違う!」と感動の声が上がり、食べ進める手が止まりません。
実習の終わりの質問コーナーでは、子どもたちから井手さんと川合さんに「カレーの他にスパイスを使った料理はどんなものがありますか?」「人気のある野菜は何ですか?」など次々に質問が飛び、食の大切さへの理解が深まった一日となりました。
※当初は調理実習の前に「かわいふぁ~む」での収穫体験を予定していましたが、前日に農園の近隣でヒグマの目撃情報があったため、予定を変更しての実施となりました。
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