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5月12日月曜日午前10時から、琴似屯田兵村兵屋跡(琴似2-5)の菜園で、琴似連合町内会(加賀谷弘道(かがや・ひろみち)会長)と屯田菜園実行委員会(横山正裕(よこやま・まさひろ)副委員長)が中心となって、くわ入れ・種まき式が行われました。
この事業は、ふるさと琴似屯田兵菜園事業の一環として行われているもので、屯田兵の生活をしのぶ菜園をつくり、その歴史を広めることで、ふるさとの振興と文化財活用につなげることを目的に、平成元年6月から始まったものです。今年度は、明治8年(1875年)に琴似屯田兵が入村してから150年を迎えます。
当日は、屯田兵の子孫や地域住民など約30人が参加し、皆で協力して枝豆、じゃがいも、とうきびを作付けしました。参加者らは、「土に触れて150年前の生活を想像しました」「絶好の種まき日和になったので、今から秋の収穫が楽しみです」などと笑顔で話していました。
作付けした野菜は、7月下旬ごろから順次収穫する予定です。
※琴似屯田兵村兵屋跡は昭和47(1972)年に復元されたもので、昭和57(1982)年5月に国の指定史跡として指定されました。また、平成16(2004)年11月には北海道遺産に登録されました。
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