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3月11日(火曜日)午後6時半から、西区民センター(琴似2-7)で「料理長に学ぶだしのいろは働く大人の味覚教室」が開催され、157人の応募の中から抽選で選ばれた20人が参加しました。
これは、「日本料理きびと」(琴似2条2丁目)の料理長の金田真也(かねだ・しんや)さんを講師に迎え、だしを中心とした日本料理の良さと、だしを活用したおいしい減塩調理について学び、食や健康への関心を高めてもらおうと西保健センターが主催したものです。
初めに、西保健センター管理栄養士が札幌市民の食生活の現状や減塩の必要性について説明をし、その後、参加者は昆布とかつおの合わせだし、合わせだしに醤油を加えたもの、野菜だしなどの5種類のだしを飲み比べし、塩分計でそれぞれのだしの塩分濃度を測定。だしに含まれるうま味成分を活用することで、味付けを控えめにしてもうま味が補完されることなど減塩のコツを学びました。
次に、料理長が「きのことレタスの炊き込みごはん」「鶏もも肉の野菜あんかけ」「大根の炊き合わせ」のコツを説明しながら調理デモンストレーションを行うと、参加者はプロの技に感嘆し、熱心にメモを取っていました。最後に試食をし、だしの魅力を堪能した一日となりました。
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