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5月13日(月曜日)午前10時から、琴似屯田兵村兵屋跡(琴似2-5)の菜園で、琴似連合町内会(濱田弘子(はまだ・ひろこ)副会長)と屯田菜園実行委員会(土肥實(どい・みのる)委員長)が中心となって、くわ入れ・種まき式が行われました。
この事業は、ふるさと琴似屯田兵菜園事業の一環として行われているもので、屯田兵の生活をしのぶ菜園をつくり、その歴史を広めることで、ふるさとの振興と文化財活用につなげることを目的に平成元年6月から始まったものです。
当日は屯田兵の子孫や地域住民など約30人が参加し、皆で協力して枝豆、じゃがいも、とうきびを作付けしました。参加者らは、「実際に土に触れて屯田兵の生活を考えられる良い機会になった」、「昨年は猛暑で生育状況が良くなかったので、今年は実りの秋となるといいな」と話し、笑顔を見せていました。
作付けした野菜は9月ごろに地域住民らにより収穫される予定です。
※琴似屯田兵村兵屋跡は昭和47(1972)年に復元されたもので、昭和57(1982)年5月に国の指定史跡として指定されました。また、平成16(2004)年11月には北海道遺産に登録されました。
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