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8月8日(火曜日)午前9時から、「親子で学ぼう!SDGsバスツアー」が開催され、区内の小学4年生から6年生の親子14組が参加しました。
これは、楽しみながらSDGs(持続可能な開発目標)について学んでもらおうと、環境推進区として「持続可能なまちづくり」を目指す西区役所(坪田靖(つぼた・やすし)西区長)と、限りある資源の有効活用に取り組むなど、かねてSDGsを推進する北海道コカ·コーラボトリング株式会社(佐々木康行(ささき・やすゆき)代表取締役社長)が連携し初めて開催したものです。
西区役所を出発したバスが向かったのは、同社札幌西事業所(発寒16条14丁目)。出荷前の製品が並んだ倉庫やトラックへの積み込みの様子を目の当たりにし、効率的な物流・輸送に取り組むことがSDGsの推進につながることを学びました。
次に、同社札幌本社(清田区清田1条1丁目)へ会場を移し、隣接する札幌工場を見学。同工場で製造されるすべての製品には白旗山(清田区)を水源とする豊富で良質な地下水が使用されており、砂糖や牛乳もすべて道産の「地産地消」であることや、回収された使用済みペットボトルを新しいペットボトルとして再生する「ボトルtoボトル」の取り組みなどについて解説を受けていました。いつも目にする商品には、さまざまな環境負荷の低減を図る工夫がされていることに、参加者からは驚きの声が上がっていました。
最後は、製造過程で出るコーヒー豆の出し殻を使ったせっけん作りに挑戦。せっけんの素地に出し殻とお湯を入れて思い思いの形に練り上げ、廃棄予定であった物に手を加え、価値を付けて新しい物へと生まれ変わらせる「アップサイクル」を体験しました。
参加した親子は「地産地消を意識して買い物をしようかな」「食品ロスが出ないよう、ご飯は残さず食べるね」など、身近なところからSDGsに取り組む決意を新たにしていました。
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