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軍人遺族記章

この記章は、満州事変が起こった昭和6年(1931年)に制定されました。本田嘉一さんは昭和15年(1940年)、20歳で徴兵検査を受け、中国大陸の山東省で日中戦争に従軍しました。終戦の報せを受けて、河南省の大隊に帰る途中、長垣県で中国の八路軍に包囲され、一週間にわたる戦闘の末、9月2日手榴弾を受けて戦死しました。24歳でした。その日、東京では日本が正式に降伏文書に調印していました。これは遺族に届けられた記章です。

札幌市 本田 明子氏提供

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