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配給制度

配給制度とは、米や味噌、砂糖等の食べ物や衣類などの物資を、割り当てて配る制度です。戦争による物資不足に対応するために導入されました。食料は家族の人数により、買える量が決められ、衣類は世帯単位で配られる切符と引き換えに商品を買う仕組みですが、一度に手に入る量は限られ、その回数も十分ではありませんでした。

衣料切符(表)

札幌市 芥川 剛氏提供

衣料切符(裏)

市販されていた衣料切符入れ

ネクタイ1点、ベビードレス5点、半そでシャツ12点、学童服17点などのように品物によって点数が異なることが分かります。

札幌市 鈴木 タキ子氏提供

配給物資購買通帳

世帯ごとの、配給物資を購入した控えで、配給の間違いなどを防止しました。これは、札幌市が発行し、市内の本府連合公区・第13公区・第3班菊地さんに配布されたものです。「戦ひ抜かう大東亜戦」「決戦生活の実践」と目標が印刷されています。

札幌市公文書館蔵

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