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4万年前に支笏湖ができた時の火山活動で流れ出た火砕流の堆積物が固まった石材で、柔らかく加工しやすいのが特徴です。
明治初期に現在の南区で発見され、その後、札幌近郊に軟石造りの建物が数多く建てられました。また、軟石を運搬する道や馬車鉄道も整備され、現在の幹線道路や路面電車に発展しており、都市の基盤整備とも深いつながりがあります。
南区には現在も採石場があり、軟石づくりの建物も多くあるほか、札幌軟石の石切り場跡地を活用した公園(石山緑地)もあります。
札幌軟石をPRするために、アロマストーン工作キットの配布事業を実施しています。
ぽすとかん | 旧石切山駅(石山振興会館) | 石山緑地 |
南区石山2条3丁目1-26 | 南区石山1条3丁目1-30 | 南区石山78 |
旧石山郵便局。 |
廃線となった定山渓鉄道の駅舎のうち唯一現存する建物。基礎部分は札幌軟石。現在は地域の集会施設としても利用されている。 |
展望テラスやテニスコートなどのある北ブロックと、札幌軟石採掘跡の岩肌が露出した特異な景観を持つ南ブロックからなる公園。 彫刻家集団CINQ(サンク)が設計・施工。 |
札幌軟石は平成30年11月1日(木曜日)に北海道遺産に登録されました。
○北海道遺産ホームページ(http://www.hokkaidoisan.org/)
※この他にも、南区にある施設では、旧黒岩家住宅(旧簾舞通行屋)が「開拓使時代の洋風建築」として北海道遺産に登録されています。
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