5月4日(月曜日・祝日)、5日(火曜日・祝日)、札幌市豊平川さけ科学館(南区真駒内公園2-1)横の真駒内川放流水路で「サケ稚魚体験放流2026」が開催されました。
これは同館が毎年ゴールデンウイークに実施している人気イベントで、今年度は2日間で1,419人が参加しました。
放流するサケの稚魚は、ふ化から3ヵ月ほどたち、体長6センチメートル、重さ2グラムほどに育ったもので、2匹入ったコップが参加者に手渡されました。川べりに並んだ子どもたちは、ゆっくりとコップを傾け放流し、川の流れに乗って泳ぎ始めた稚魚を見送っていました。放流した稚魚は、3年後の秋に、親ザケとなって産卵のために豊平川に帰ってくる見込みです。
このイベントではサケの放流体験のほかにも、クイズラリー、サケの帽子作りのワークショップ、生き物たちへのメッセージを貼った「サケのぼり」の作成などさまざまな催しが行われて、家族で楽しめるイベントとなりました。
同館学芸員の有賀望さんは「近年ではサケの保全のあり方も放流中心から環境改善へと変わりつつあります。この放流体験が、大都市の札幌で野生のサケが見られることが貴重であることや、サケを増やす『札幌ワイルドサーモンプロジェクト』というサケの保全活動について知るきっかけとなってくれればうれしいです」と話していました。