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令和7年(2025年)12月12日(金曜日)
~ノルディックウオーキングで冬の運動不足を解消~
12月6日(土曜日)9時30分から、南区民センター(札幌市南区真駒内幸町2丁目)で、南区健康・子ども課主催の「南区冬季ノルディックウオーキング体験会」が開催され、区民31人が参加しました。
これは、区民に運動効果の高いノルディックウオーキングを紹介し、運動不足になりがちな冬期間における自主的な健康づくり活動のきっかけとしてもらうことを目的に実施されたもの。
この日は、1994年リレハンメル冬季五輪ノルディック複合団体の金メダリストで南区在住の阿部雅司さんを講師に迎え、「金メダルへの道のり」と題した講演と、屋外での体験会が行われました。阿部さんから、はじめにノルディックウオーキングが体の筋肉の9割を使用する、とても良い全身運動であることなどの紹介を行った後、自身の生い立ちや競技を始めたきっかけ、挫折を乗り越えてオリンピックで金メダルを獲得するまでの軌跡などが語られました。参加者は、笑いあり涙ありの競技人生や、競技を通して学んだ「周囲への思いやりを忘れず、つらい時こそ笑顔で乗り越えること」の大切さなどの話に聞き入り、披露された金メダルを手にとって、その重さを実感しました。
その後、エドウィン・ダン記念公園(札幌市南区真駒内泉町1丁目)で阿部さんから、姿勢良く歩くためのポールを突く位置など、専用のポールの使い方について説明を受けたのちに、真駒内公園(札幌市南区真駒内公園)まで約3kmの道のりをポールを手にしてウオーキング。参加者は、好天の中、各々のペースでノルディックウオーキングを楽しんでいました。
今回初めて参加したという小西信子さんは「ポールを初めて使いましたがとても参考になり、参加して良かったです。また、阿部さんの講演にも感動しました。今日学んだことを、出来ることから取り組んでいきたいと思います」と笑顔で話していました。
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