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令和7年(2025年)9月24日(水曜日)
~突然の災害に備え、知識と技術を学ぶ訓練~
9月18日(木曜日)9時20分から、澄川小学校(札幌市南区澄川5条4丁目)で「令和7年度南区防災訓練」が行われ、澄川地区連合会の地域住民や澄川小学校の児童、南消防署など防災関係機関の職員の約700人が参加しました。
この訓練は、避難所運営訓練や消火訓練など災害対応の実践を通して、日常における正しい防災知識や技術を身に着けるとともに、より多くの地域住民が防災に関する意識を高めることで「自助」「共助」「公助」の一層の充実を図ることを目的に南区役所が実施したもの。
地域住民は避難所運営訓練として、毛布や寝袋の準備や簡易トイレの作成などを行い、使い方や注意点について説明を受けたほか、折り畳み式のバケツやがれきなどをのけるためのジャッキなど、防災資機材の取り扱い方について学びました。児童は消火器を使った消火訓練と、煙道テントを通過する体験訓練を行いました。また、給水車から水を受け取る給水体験や、袋に土を入れて土のうを作る体験のほか、屈折はしご車が校舎の屋上にいる人を救助するデモンストレーションが行われ、はしごの長さに驚きの声が上がりました。
訓練に参加した地域住民は「今までは災害が起きたときは食べることと寝ることについて考えていましたが、意外にトイレも大事なことを知り勉強になりました」と感心した様子で担当者の説明に聞き入っていました。
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