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令和6年(2024年)7月23日(火曜日)
~「協育実習」で本物の経験を~
7月18日(木曜日)と23日(火曜日)の2日間にわたって、市立札幌みなみの杜高等支援学校(札幌市南区真駒内上町4丁目7番1号)の1年生の生徒4人が、南区役所(札幌市南区真駒内幸町2丁目)で職場体験実習を行いました。
これは、市立高等支援学校の生徒がさまざまな職種を幅広く学ぶため、今年度から新設された「職場ゼミ」の授業の一環として実施されたもの。学校と地元企業や官公庁などが協力し、生徒が現場の仕事を体験する機会を設けることで、卒業後の職業自立・社会参加につなげることを目的としています。
実習1日目は、札幌市役所や区役所の業務概要の説明と区役所見学が行われました。生徒たちは熱心に担当者の話を聞き、仕事の魅力ややりがいについて質問するなど、公務員の仕事についての理解を深めていました。次に実際に生徒に体験してもらうミッションである「職場案内表示の作成」と「授乳室の装飾」の内容が伝えられ、生徒たちは、現場を確認しながら仕事の進め方について活発に話し合っていました。
実習2日目は、事前に準備した職場案内表示と授乳室の飾り物を納品。落ち着いた色を使って作成した案内表示の看板や、リサイクルした漁網に海の生き物をぶら下げた飾りなどの制作物を、来庁者の目線に立って見やすい場所に設置していました。その他にも、選挙の物品の整理やパンフレットの印刷などの業務を体験。最後に、大谷聡美南区長を訪れ、仕事の成果を報告しました。生徒たちは「実際に色々な業務を体験することで、具体的な仕事の内容や大変なところを実感できました。公務員は事務作業が多く、集中力が大切だと思いました」などの感想を笑顔で話していました。
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