デマンド交通「チョイソコふじの～る」試乗会

令和5年（2023年）8月28日（月曜日）

～　運行開始に先立って　～

　8月28日（月曜日）13時30分から、藤野地区センター駐車場（札幌市南区藤野2条7丁目）で、藤野地区をデマンド交通として実証運行する「チョイソコふじの～る」の試乗会が行われました。
　デマンド交通とは、予約に応じて運行する方式の交通システムのこと。従来のバスとは異なり、運行ダイヤ・ルートが決まっておらず、予約があったときのみ停留所（乗降場所）間を運行します。
　この日は、株式会社じょうてつが9月1日（金曜日）に運行を開始する「チョイソコふじの～る」の試乗会に地域住民約10人が参加。これまで藤野地区を走ってきた循環バス「ふじの～る」に代わり、土曜・日祝を除く平日9時から16時まで運行します。
　利用方法は、まず、専用のホームページから必要事項を入力または申込書を郵送し、会員登録を行います。次に、同ホームページまたは電話で乗車する日時と乗降場所を予約。予約当日に乗車場所へ行き、ワゴン型車両（乗客定員8人）が来たら乗車して降車場所で下車という流れ。運賃は一般が350円、福祉割引及び小学生が180円、未就学児は無料で、乗降時に支払います。
　試乗会に参加した住民からは「シートが広くて座り心地が良いし、車内も広くて快適でした。敬老パスが使えるという点も良いですね」と感想が述べられました。
　この実証運行は最大で約2年間継続し、利用状況を踏まえて本格運行への移行を検討していきます。