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令和5年(2023年)5月3日(水曜日)
~ 大きくなって帰ってきてね ~
5月3日(祝日・水曜日)~5日(祝日・金曜日)、札幌市豊平川さけ科学館(札幌市南区真駒内公園2-1)横の真駒内川放流水路で「サケ稚魚体験放流2023」が開催されました。
これは、サケの稚魚の放流を通して、川や海とのつながりを感じるとともに、札幌市のサケ保全活動を知る機会を創出することを目的に同館が主催したもの。例年ゴールデンウイークに行われ、今年度は3日間で2,766人の参加がありました。
放流するサケの稚魚は、ふ化から4か月ほどたち、体長5センチメートル、重さ1グラムほどに育ったもので、2匹入ったコップが参加者に手渡されました。川べりに並んだ子どもたちは、ゆっくりとコップを傾け、「元気でね」、「戻っておいで」などと声を掛けながら放流し、川の流れに乗って泳ぎ始めた稚魚を見送りました。
放流した稚魚は、3~4年後の秋に、親ザケとなって産卵のために豊平川に帰ってくる見込みです。
参加者の一人は、「元気いっぱいの稚魚でした。豊平川に帰ってきてくれたらうれしいです」と笑顔で話していました。
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