みな杜マルシェを開催

令和4年（2022年）10月1日（土曜日）

～　さまざまな企画で地域の方をおもてなし　～

　
　10月1日(土曜日)10時から、市立札幌みなみの杜高等支援学校（札幌市南区真駒内上町4丁目7-1）で「みな杜マルシェ」が開催されました。

　これは、同校と地域住民の交流促進・相互理解の醸成や、生徒がまちづくり活動へ参加するきっかけ作りなどを目的に開催されたもの。

　同校の敷地内には「杜cafe」が設置されており、食事作りを行う「キッチンコース」や食材となる野菜を栽培する「ファームコース」など7つの職業コースでその運営を支えています。　

　この日はこれらのコースが持つ技術を生かしながら企業や団体とコラボレーションする企画で、来場者へのおもてなしが行われたほか、1年生による区制50周年を迎えた南区をさまざまな視点で紹介する発表が行われました。

　キッチンコースのブースでは、「SPICE GOGOらっきょ」とコラボレーションしたバターチキンカレーなどをテイクアウトで販売。提供されたメニューにはファームコースの生徒が校内の畑で栽培した食材が使用されており、会場にはそれらを買い求める人の長い列ができていました。

　ファームコースのブースでは生徒が栽培した新鮮野菜の販売のほか、校内の畑で野菜が好きになる絵本の読み聞かせを実施。参加した子どもたちは生徒の読むお話の世界に、身を乗り出して聞き入っていました。

　エコサイクルコースのブースでは、新聞紙でできたエコバッグ作りの体験会を実施。このエコバッグは、通常、杜cafeでパンを購入した際に提供されているもの。中央区から参加した女性は「生徒が丁寧に説明してくれて、簡単にかわいいバッグができたので楽しかったです。いろんな物で応用できると思うので、家でも作ってみようと思います。職場の人にも見せたい」と話していました。