南区芸術祭2022　石山緑地で工芸体験とキャンドルナイト

令和4年（2022年）9月3日（土曜日）

～　自然に包まれてアートとキャンドルを楽しむ　～

　
　9月3日（土曜日）に南区芸術祭2022が開幕し、会場の一つである石山緑地（南区石山78番地）では、11時からさまざまな工芸体験ができるワークショップが開催されました。

　南区芸術祭2022は「南区＝アートのまち」プロジェクト実行委員会(事務局：南区地域振興課)が南区区制50周年を記念して企画したもの。

　この日は札幌軟石を使ったオリジナルスタンドミラーの作成のほか、色とりどりの風船を使った海の生き物作り、羊毛フェルトを使った羊の人形作り、オリジナルキャンドル作成の4つのプログラムが用意され、98人の参加者が思い思いの作品作りを楽しみました。参加した南区の小学1年生の男の子は「初めてキャンドルを作ることができてうれしい」と話していました。

　また、17時からは芸術祭の連携企画として「いしやまキャンドルナイト」も開催されました。これは、石山地区の魅力発信と東日本大震災の復興支援を目的に、いしやまキャンドルプロジェクト（石山地区まちづくり協議会）が開催してきたもので、令和2年度及び令和3年度は新型コロナウイルスの感染拡大を受け中止となったため、3年ぶりの開催。

　参加者の手で約3,000個のキャンドルが灯されると、会場の、軟石だけで造られた遺跡のような空間「ネガティブマウンド」は幻想的な雰囲気に包みこまれました。

　会場には飲食ブースが設けられたほか、ライブ演奏も行われ、来場者は音楽と食を楽しみながら、夏の終わりのひと時を過ごしていました。

　南区芸術祭2022は9月25日（日曜日）まで開催され、次の石山緑地でのイベントは最終日。クラフトマーケットのほか、芸術祭のフィナーレとして音楽・舞踏イベントが実施される予定です。