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令和3年(2021年)12月8日(水曜日)
~登山者の迅速な救出に向けて~
12月8日(水曜日)10時30分から南消防署定山渓出張所(札幌市南区定山渓温泉西1丁目)で山岳救助訓練が行われました。
これは、同出張所の移転改築により、札幌市内で初の本格的な山岳救助訓練施設が設置されたことから、この施設を使った初めての大規模訓練として行われたもの。
この日は20人の救助隊員が参加。登山客が林道から滑落したという想定で、消防用ドローンでけが人を発見し、ロープとそりを使って救助する流れを確認しました。
令和2年中の札幌市内における山岳事故の出動件数は22件。これまでは実際に山の斜面を利用した訓練や、建物の屋上を使った垂直救助の訓練を行ってきましたが、新たに同出張所に施設が併設されたことで、身近な場所で安全、確実に訓練を実施することができるようになりました。
最後に、設楽浩之南消防署長は「これから本格的な冬を迎え雪山での事故が発生する時季となるが、助けを求めている人々のため、あらゆる想定をして万全の対応をしてください」と講評し、訓練を終了しました。
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