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地域の健康イベントが開催されました.
・藤野いきいき元気フェスタ(令和5年11月13日)
・いきいき健康フェアin定山渓小学校(令和5年10月31日)
・すみかわ健康フェア(令和5年10月12日)
11月13日月曜日、午前10時から藤野地区センター(南区藤野2条7丁目2-1)の1階ホールにおいて「藤野いきいき元気フェスタ」が開催され、地域住民など117人が参加しました。
このイベントは、藤野地区福祉のまち推進センターが中心となり、地域住民の健康づくりを目的に、南区保健福祉部や介護予防センター等と協力して実施されたものです。
参加者は受付で資料や啓発品とともに青いボールを受け取って会場内へ。
イベントの最初は全員が参加して、この青いボールを使った「ガンバルーン体操」を体験。椅子に座ってボールを持ちながら、講師の掛け声に合わせて体をさまざまな方向に動かし、約40分間、参加者みんなで身体を動かす爽快感を味わいました。
参加者の1人は「途中少しきつい動きもあったけど体が温まった。家でもできるかも」と楽しそうに話していました。
受付の様子 ガンバルーン体操
体操が終わると次は健康チェック。参加者はまず血圧を計り、その後5メートルの距離の歩行速度を測定する「5メートル最大歩行」や、立った姿勢から連続して座る・立つ動作を繰り返す「立ち座り」、握力測定などにチャレンジ。
測定を受けた70歳代の男性は「久しぶりにやってみて数値が落ちていた。日ごろから体を動かさないといけないね」と話し、相談員のアドバイスに熱心に聞き入っていました。
健康チェック 認知症パネル展
会場内には、食と栄養のコーナーや認知症パネル展も設けられ、それぞれ野菜やたんぱく質摂取の大切さ、認知症予防・支援の取組などが紹介され、参加者は思い思いに会場内を回りながら、興味深そうに掲示物やリーフレットを眺め、相談員達の話しに耳を傾けていました。
地域の方々にとって健康づくりについての理解を深めるひと時となりました。
10月31日火曜日、午後0時15分から定山渓小学校(南区山渓温泉東4丁目308)の体育館において「いきいき健康フェアin定山渓小学校」が開催され、地域の住民や同校の児童など約100人が参加しました。
このイベントは、定山渓地区福祉のまち推進センターが、定山渓病院や介護予防センター定山渓との共催により、定山渓連合町内会や南区保健福祉部などの地域団体・関係機関と連携して開催したものです。
お昼どきの開会ということもあり、イベントの最初には南保健センターと札幌市立大学の学生とで考案した野菜たっぷりのご当地健康料理「南区鮮やカレーシチュー」の試食が行われました。適塩で具だくさんのシチューを試食した参加者のひとりは「厚揚げが入っていてビックリ。カレー味とぴったりでとても美味しかった」と感想を述べていました。
南区鮮やカレーシチュー 健康講話
会場内では、フレイル予防をテーマにした健康講話が行われたほか、健康相談や食と栄養コーナー、骨密度などの各種健康度測定や体操などの体験コーナーが設けられ、参加者は思い思いに各コーナーを回り、自身の健康状態をチェックしながら興味深く相談員らの話を聞いていました。
また、定山渓小学校の児童たちは万歩計や食育輪投げを使ったゲームコーナーに参加。友人同士で楽しく競い合う様子を地域の人たちがほほえましく見守っていました。
参加者が改めて日々の健康づくりについて考える機会になるとともに、会場を小学校の体育館としたこともあり、小学生と高齢者の世代間交流の場にもなったようです。
健康度測定 食育輪投げ
10月12日木曜日、午前9時30分から、すみかわ地区センター(南区澄川4条4丁目4-40)の1階ホールにおいて、「すみかわ健康フェア」が開催され、地域の住民など78人が参加しました。
新型コロナウイルス感染症の影響による令和2年以降の中止により4年振りの開催となった同フェアは、「『健康寿命延伸』フレイル予防」をテーマに、澄川地区社会福祉協議会が中心となり、澄川地区連合会(町内会)や南区保健福祉部、地域包括支援センターなどの地域団体・関係機関等の協力により開催することとなりました。
注)フレイル:「加齢とともに心身の活力(運動機能や認知機能等)が低下し、複数の慢性疾患の併存などの影響もあり、
生活機能が障害され、心身の脆弱性が出現した状態であるが、一方で適切な介入・支援により、生活機能の維持向上が可能な
状態像(※厚生労働省研究班報告書)」とされ、健康な状態と日常生活でサポートが必要な介護状態の中間の状態を表します。
この日は、イベントの冒頭に、本年4月に「フレイル外来」を開設し、専門的な身体機能検査やリハビリ等を実施している医療法人渓仁会定山渓病院院長の中西克彦医師による健康講座が行われました。フレイルに関する概略的な話しのほか、予防のために取り組むべきことや介護予防支援のための制度などについて、図やイラストを使いながらわかりやすく説明があり、参加者は皆真剣に聞き入っていました。
健康講座 健康・体力測定
その後参加者は、会場全体に設けられた血圧、握力、体組成、下肢筋力バランスなどの健康・体力測定や、食とフレイル、健康相談など、さまざまなコーナーを回り、自身の健康状態をチェックし、また保健師・栄養士などの相談員の話しに耳を傾けていました。
食とフレイルコーナーでは、野菜の推定摂取量を計測する「ベジチェック」が行われ、測定した参加者からは「野菜が不足していないか心配だったけれど、摂取できているようで安心した」「想像以上に不足していた。今後野菜を食べるよう心掛けたい。」などの声がありました。
参加者にとって、改めて自身の健康について考える1日となったようです。
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