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滝野にある石碑。三面八臂の馬頭観音像が刻まれている。昭和11年(1936年)、願主・里見小太郎が建立。当時、滝野は造材業が盛んであったことから祀ったものと思われる。しかし、その後忘れさられていた。昭和45年に滝野にゴルフ場建設作業が始まったころ、ブルドーザーが不審火で焼けたり、作業員の事故が起きた。このため、付近の山林を調べたところ馬頭観世音が藪のなかに横倒しになっているのが発見された。これを修復し祭祀を行ったところ、以後事故はなくなったという。近隣住民により毎年10月初旬にお祭りを行なっている。
※「ふるさと小百科」は南区の郷土史の資料の充実を通じてふるさと意識の向上を図ることを目的に掲載しているものであるため、寺社等、札幌市が管理していないものも掲載しています。
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