地区ニュース11月25日厳冬期の災害から命を守る～令和7年度東区防火防災研修会

11月25日午後3時から、東区民センター（北11条東7丁目）で令和7年度東区防火防災研修会（東区役所・札幌東区防火委員会共催）を開催しました。

この研修会は、地域防災の中核を担う町内会役員や防火委員らに、防火防災に関する知識を深めてもらうことを目的として実施。

研修会は二部構成で行われ、第一部は札幌市立大学看護学部准教授の鬼塚美玲（おにつか・みれい）氏が登壇。

元陸上自衛隊看護官という経歴を持つ鬼塚氏は、「厳冬期の地震災害から『命』と『健康』を守るリスクマネジメント」をテーマに講演。

厳冬期の災害時における低体温症のリスクを指摘し、「防寒グッズの備蓄や温かい食事の確保が大切である」と具体策と重要性を力説していました。

続く第二部では、東消防署の熊崎雄太（くまざき・ゆうた）主任火災調査官が、最新の火災発生状況を解説。主な出火原因として挙げられる「電気」や「たばこ」による火災について、具体的な予防策を紹介していました。

参加者は、熱心に聴講し、メモを取りながら厳冬期の災害対策と火災予防について知識を深めていました。