地区ニュース4月20日消防隊と東消防団が連携～令和6年度野火火災対応訓練

4月20日午前10時から、さとらんど（丘珠町519番地）で令和6年度野火火災対応訓練が行われました。この訓練は、春先は空気が乾燥し強風などの気象条件により大規模な野火火災の発生が予想されることから、野火火災による被害の軽減を図ることを目的として、毎年実施されています。

この日は、さとらんど第6駐車場で出火し、強風により延焼拡大が広範囲に及ぶ恐れがあり、消防隊が東消防団に出動を要請する想定で実施されました。

団員は消防隊の指揮を受け、ホースを迅速に連結し、河川に見立てた10トン水槽から揚水して火面に見立てた発煙筒や赤旗に向けて一斉に放水。実践さながらの訓練に真剣な面持ちで臨んでいました。

訓練後には、寺越章人（てらこし・あきひと）東消防署長から隊員・団員に向けて「雪が溶けレジャーの本格的な季節となり、野火の危険性も増していきますが、本日の訓練を生かし、消防隊と消防団が連携して、市民の安全・安心を守っていきましょう」との話がありました。