ホーム > 施設案内 > 山鼻まちづくりセンター > 防火・防犯部等合同研修会が開催されました
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令和5年12月1日(金曜日)に、各町内会の防火・防犯部長、防火委員、青色回転灯自主防犯パトロール実施者等を対象に、山鼻地区防火・防犯部合同研修会を開催しました。
研修では、まず、札幌市消防局中央消防署山鼻出張所の佐々木係長より、「身の回りの火災の危険とその予防策」についてお話しをしていただきました。
家庭における火災の発生原因とその予防策として次のことに注意してほしいとのことでした。
○こんろ火災
<予防策>
・調理中にこんろを離れる場合は、必ず火を止める
・グリル内に付着した油かすの引火を防ぐため、グリル内をこまめに清掃する
・調理中はこんろの周りに可燃物を置かない
○電気火災
<予防策>
・電化製品は説明書をよく読み正しい方法で使用する
・トラッキングによる火災を防ぐため、こまめにプラグのチリやホコリを取り除く、使わない電化製品はコンセントを外す、安全カバーのついた電源プラグを使用する
※トラッキング:コンセントとプラグの間にたまったチリなどが空気中の湿気を吸収し、ショートして発火する現象
・電化製品のコードは配線がショートして出火する恐れがあるため、折り曲げたり、重いものを乗せたりしない。
・コンセントの消費電力の上限を超えて使用しない
・充電式のリチウムイオン電池には、メーカー指定の正しい充電器を使用する。膨張、異音、異臭など異常があったものは使用しない。
次に、北海道札幌方面南警察署生活安全課の田中巡査部長に「最近の犯罪の発生状況」について、特に、特殊詐欺の特徴と対策についてお話しいただきました。
多くの特殊詐欺は、電話から始まることが多いという特徴があります。また、特殊詐欺の加害者は、まず、「あなたは訴えられている」などショッキングな話をして相手を極度の緊張、ストレス状態に陥れて、相手の冷静な思考能力を奪ったうえで、「今、お金を振り込めば回避できる」というように、解決策を提示してくるため、被害者には早く安心したいという心理が働き、被害に遭ってしまうとのことでした。
詐欺被害に遭わない対策として、特殊詐欺の発端として電話がかかわることから、次のことが有効とのことでした。
・電話を常に留守番電話に設定しておく(加害者は録音を残すのを嫌がり、電話を切ることが多い)
・防犯機能付きの電話にする
※防犯機能付き電話:着信音がなる前に、自動メッセージで相手に「この通話は防犯のために録音されます」などのメッセージが流れる電話
・国際電話番号による特殊詐欺が急増中のため+1や+44などから始まる番号の電話には出ない、国際電話不取扱受付センター(0120-210-364)で国際電話からの着信を拒否できる設定にする
今回の研修で学んだことを活かし、各町内においても周知しながら、安心・安全なまちづくりを行っていきたいと思います。
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