ホーム > 中央区ニュース(一覧) > 令和7年度中央区ニュース(一覧) > 令和7年度札幌市中央区防災訓練を実施
ここから本文です。
AED(自動体外式除細動器)で心肺蘇生法を学ぶ様子
9月6日(土曜日)9時40分から、札幌市立中島中学校(中央区南12条西7丁目)で「令和7年度札幌市中央区防災訓練」が行われ、地域住民や防災関係機関、協力企業などから約210人が参加していました。
この訓練は、地域における防災意識や防災力の向上を目的とし、中央区が主催したもので、久道義明(ひさみち・よしあき)中央区長と中央区連合町内会連絡協議会の土屋公保(つちや・きみやす)会長による開会あいさつの後、参加者は4班に分かれ、屋内と屋外に設置された各訓練に参加していました。
屋内では、災害時に負傷者が発生した際の「応急救護・搬送訓練」が実施され、参加者はダミー人形を用いて、AED(自動体外式除細動器)を使用した心肺蘇生法などの救護方法や、負傷者の搬送方法を学んでいました。「避難所開設・運営訓練」では、参加者は避難所での簡易トイレの設置や避難スペースの準備を体験していました。同じく屋内には「防災用品展示」コーナーが設けられ、非常時に用意する水や食事、救急セット、災害時の救助に使用する工具等が展示されていました。
また、今年度新たに、札幌市危機管理局による「防災講話」を実施し、札幌市内における災害のリスクやそれに対する備えについて講義を行っていました。
屋外では、火災時の避難や消火を模擬体験する「災害体験訓練」を実施。参加者は、建物火災を想定し、機械で発生させた煙の中を歩いたり、消火器を使用した消火体験を行っていました。
訓練後には、自衛隊の炊き出しによるカレーライスを試食したほか、札幌市水道局による給水車を使っての「給水体験」が実施され、給水袋への給水や水の試飲が行われました。
参加者は「AEDの使用方法など実践的な訓練ができ、参考になった。煙の中を歩く体験は、想像以上に目の前が真っ白で災害時における対応の難しさを再認識した。」と話していました。
防災用品展示コーナーの様子
火災時の煙道避難体験の様子
消火を体験する様子
このページについてのお問い合わせ
Copyright © City of Sapporo All rights Reserved.