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10月16日午前9時30分から、札幌市立ひばりが丘小学校(厚別区厚別中央2条4丁目)で「令和7年度厚別区防災訓練」が開催されました。
この訓練は、各区が地域特性に応じた災害対策や、関係機関・団体などとの連携の強化を図ることで「災害に強い安全安心なまちづくり」を推進することを目的とし、厚別区では町内会連合会、自治連合会の持ち回りで毎年行っているものです。今年度は厚別中央町内会連合会と厚別区役所の共催により開催されました。
訓練は厚別中央町内会連合会の田中昭夫(たなか・あきお)会長からのあいさつで幕を開けました。最初に行われた「地域住民の部」では、訓練参加者が6班に分かれ、地震発生装置を使った「地震体験」や、煙から脱出する「煙道通過訓練」などの各コーナーを順に周って災害体験や訓練を行いました。地震体験の参加者は「揺れると分かっていても、想像以上に揺れが大きくてびっくりした。落ちやすい物を高い所に置かないなど、普段から意識したい」と話していました。
清水聡(しみず・さとし)厚別区長からの訓練の講評の後に引き続き行われた「小学生の部」では、会場となったひばりが丘小学校の4年生約40人が一部の訓練に参加。子どもたちは歓声を上げ展示車両の運転席に乗り込むなど、楽しみながらも真剣なまなざしで訓練に臨んでいました。水道局の給水車を使用した「給水訓練」を体験した児童は「袋に入れた水を手で持つと重く感じたけど、背負うと案外軽かったので自信になった。」と話していました。

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